【ホープフルS】大器サートゥルナーリア4枠5番、重賞2勝ニシノデイジー1枠1番!

サートゥルナーリア

超良血サートゥルナーリアは4枠5番!

12月28日(金)、中山競馬場で行われる第35回ホープフルS(2歳 国際 馬齢 芝2000m)の枠順が確定した。

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重賞に昇格して5年目、G1に昇格して2年目を迎える。昨年の勝ち馬であるタイムフライヤーはその後良績を残すことができていないが、一昨年の勝ち馬であるレイデオロはその後日本ダービーを勝利し、今年も天皇賞(秋)を制するなど日本のエース格にまで成長している。2018年中央開催最終日、レースの名の通り、先々へ希望に満ちた若駒たちの走りを堪能したい。

大器サートゥルナーリア(牡2、栗東・中竹厩舎)が4枠5番から無傷の3連勝でG1獲りに挑む。母は日米オークスを制したシーザリオ。半兄にジャパンCを制したエピファネイア、朝日杯FSを制したリオンディーズがいる豪華絢爛な血統背景を持ち、大人びたレース振りは2歳馬とは思えないもの。これまでの2戦は着差以上に強い内容であった。初めての2000m、初めての一周競馬と課題はあるものの、楽に乗り越えるだけの素質を感じる大物だ。

対して叩き上げでG1獲りを狙うのが1枠1番ニシノデイジー(牡2、美浦・高木登厩舎)。新馬戦こそ2着に敗れたが、その後連勝で札幌2歳Sを制覇。前走の東京スポーツ杯2歳Sでは馬群の真ん中から鋭く伸びて、8番人気の低評価を覆してみせた。曾祖母は桜花賞などG1を3勝した名牝ニシノフラワー。そして曾祖父に菊花賞馬セイウンスカイを持つ『西山血統』の傑作はスタミナ満点。タフな中山2000mもこなしてくるだろう。

7枠11番に入った素質馬ヴァンドギャルド(牡2、栗東・藤原英厩舎)も有力候補。9月の新馬戦は道悪もあり、時計も平凡だったが、2戦目の東京スポーツ杯2歳Sでは強敵相手に見せ場たっぷりの3着。先頭に立つまでの脚が非常に速く、見どころのある瞬発力だった。今回は初めての2000m、初めての一周競馬となるが、母は非常に重厚な血統で、距離延長はまったく心配ないだろう。

萩Sで競走除外になりながら、続く京都2歳Sで2着と素質のあるところを見せた2枠2番ブレイキングドーン(牡2、栗東・中竹厩舎)、G1コーフィールドCを制したアドマイヤラクティの半弟で、前走の紫菊賞を完勝した6枠8番アドマイヤジャスタ(牡2、栗東・須貝尚厩舎)、新馬戦、芙蓉Sを連勝した5枠7番ミッキーブラック(牡2、栗東・音無厩舎)など、希望に満ちた2歳馬が集うホープフルSの発走は15時30分。枠順は以下の通り。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属・調教師、騎手)の順に表記

1-1 ニシノデイジー 55
(牡2、美浦・高木登、勝浦)

2-2 ブレイキングドーン 55
(牡2、栗東・中竹、福永)

3-3 キングリスティア 55
(牡2、栗東・河内、内田博)

4-4 ヒルノダカール 55
(牡2、栗東・北出、松田)

4-5 サートゥルナーリア 55
(牡2、栗東・中竹、M.デムーロ)

5-6 ハクサンタイヨウ 55
(牡2、美浦・浅野、松岡)

5-7 ミッキーブラック 55
(牡2、栗東・音無、O.マーフィー)

6-8 アドマイヤジャスタ 55
(牡2、栗東・須貝尚、C.ルメール)

6-9 ジャストアジゴロ 55
(牡2、美浦・大和田、田辺)

7-10 マードレヴォイス 55
(牡2、美浦・田村、三浦)

7-11 ヴァンドギャルド 55
(牡2、栗東・藤原英、C.デムーロ)

8-12 タニノドラマ 55
(牡2、栗東・松田国、池添)

8-13 コスモカレンドゥラ 55
(牡2、美浦・田中博、戸崎)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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