ステルヴィオの半弟ヒシゲッコウが力強く抜け出してデビュー勝ち!…中山新馬

ヒシゲッコウ

1月5日(土)、1回中山1日目5Rで3歳新馬(芝2000m)が行なわれ、石橋脩騎手騎乗の2番人気・ヒシゲッコウ(牡3、美浦・堀厩舎)が道中中団を追走すると、4コーナーで大外を回って進出し、先に抜け出したブルーエクセレンスを坂で競り落としてそのまま1着でゴールイン。勝ちタイムは2:02.4(良)。

2着には1馬身3/4差で1番人気・ブルーエクセレンス(牡3、栗東・池江寿厩舎)、3着には1馬身差で4番人気・ダンスディライト(牡3、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。

勝ったヒシゲッコウは半兄に昨年のマイルCSを制したステルヴィオ、遠縁に三冠馬シンボリルドルフがいる血統。騎乗した石橋脩騎手は落馬負傷の影響で昨年末まで3ヶ月休養を挟んだが、これが嬉しい復帰後初勝利となった。

馬主は阿部雅英氏、生産者は安平町のノーザンファーム

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1着ヒシゲッコウ(石橋脩騎手)
「新馬戦ですし、力ませないようにと先生から指示を受けていたので、その辺りを意識して乗りました。道中は良い意味でフワッと走れていましたし、逆にあまりフワフワさせないように乗りました。勝負どころでは2着馬が相手だと思って動いていきましたが、最後まで力強く伸びてくれました」

2着ブルーエクセレンス(武豊騎手)
「ゲートがあいたときは頭を上げましたが、その後はスムーズに走れました。最後も止まっていませんが、勝ち馬とは決め手の差が出たかと思います。これから良くなってきそうですよ」

3着ダンスディライト(横山典騎手)
「まだ緩さがありますし、厩舎サイドからもモタモタしていると聞いていましたからね。それを考えれば良い内容だったと思います」

4着オールイズスパーブ(柴田善騎手)
「背中の感じは悪くありません。今日は返し馬でもゲートの中でも怪しい感じがあったので、今後はテンションが課題になると思います。次も今日くらいで我慢できていれば良いですね」

5着タイキウォレス(丸田騎手)
「調教で何度も乗せてもらって馬の癖は分かっていたので、あの位置から運びました。前が詰まって追えない場面もありましたが、スムーズなら最後まで脚を使えそうな感じはありました。現状では芝でこのくらいの距離を使っていって、力を付けてきたらいろんな条件を試していっても良いと思います」


  • ヒシゲッコウ
  • (牡3、美浦・堀厩舎)
  • 父:ルーラーシップ
  • 母:ラルケット
  • 母父:ファルブラヴ

ヒシゲッコウ
ヒシゲッコウ

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