【京成杯】期待を上回る成長シークレットラン「先々も含めて楽しみにしている」

シークレットラン

京成杯へ向けて調整されるシークレットラン(外)

10日、京成杯(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、葉牡丹賞1着のシークレットラン(牡3、美浦・田村厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.6-54.3-39.4-13.6秒をマークした。

【田村康仁調教師のコメント】
「未勝利勝ちのときの馬場が悪かったですし、前走のときも時計がかかった方が良いかと思っていましたが、挟まれたり外を回ったりした割りには良い時計で勝ってくれましたね。こちらが思っている以上に馬が成長しています。1週前追い切りで大体馬は出来上がっていますし、最終追い切りはパサパサの馬場で時計は出辛いけど終いだけしっかりやるように指示をしました。動きは良かったですし、追い切りをやるごとに馬がいろいろ学んでいると思います。太りやすいタイプではありませんが、よくカイバを食べていますし精神面も安定していて筋肉も柔らか味があります。

初戦は2着でしたが、その後レース間隔を十分あけながら2連勝できましたし、無理のないローテーションでここまで来られているようにとても運が良い馬です。未勝利勝ちのときは相手を早めに動かして自分は動かないようにとジョッキーが上手く乗ってくれたこともありますが、その指示に応えてしっかり走れたように利口な馬なので先々も含めて楽しみにしています」