【中山記念】スワーヴリチャードは8枠10番、ディアドラは5枠5番!

スワーヴリチャード

前哨戦でも負けられないスワーヴリチャード

2月24日(日)、中山競馬場で行われる第93回中山記念(G2)(4歳上 国際 指定 別定 芝1800m)の枠順が確定した。

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93回目を迎える伝統の重賞。毎年メンバーが揃い、ハイレベルなレースが展開される。近年はヴィクトワールピサやジャスタウェイ、ネオリアリズムが、このレースを勝った後にドバイや香港のビッグレースを制するなど、海外での飛躍の一歩となるレースにモデルチェンジしようとしている。

今年、中山記念から世界へ挑む予定なのが、ジャパンCで3着だったスワーヴリチャード(牡5、栗東・庄野厩舎)は8枠10番。昨年の大阪杯でロングスパート勝負を制して見事G1初制覇。昨年の秋は天皇賞(秋)で出遅れ、まさかの10着と大敗を喫するも、続くジャパンCでは世界レコード決着の中で3着と意地を見せた。中山は2度走って3着以内はないが、予定しているドバイシーマクラシックに向けて、ここは負けられない1戦となるだろう。

同じくドバイ遠征を予定しているのが5枠5番のディアドラ(牝5、栗東・橋田厩舎)。一昨年秋華賞で初G1制覇した後、エリザベス女王杯12着、京都記念6着と一時期結果は出なかった。しかしその後初の海外遠征となったドバイターフで3着に入ると、クイーンS、府中牝馬Sは力の違いを見せて完勝。暮れの香港Cも2着と、日本を代表する牝馬に成長した。2年連続となるドバイターフ参戦に向けて、ここで弾みをつけたいところだ。

前走のマイルCSで初G1のタイトルを手にしたのがステルヴィオ(牡4、美浦・木村厩舎)は6枠7番。2走前の毎日王冠で鋭く差し込み2着と力は見せていたが、マイルCSではそれまでの差す脚質から一変。1番枠から器用に立ち回り、4角5番手からしぶとく伸びてペルシアンナイト(牡5、栗東・池江寿厩舎)を競り落とした。中山芝1800mに条件は変わるが、スプリングSを制した舞台だけに大きな心配はなさそうだ。

菊花賞8着から復権を期す皐月賞馬エポカドーロ(牡4、栗東・藤原英厩舎)7枠9番、秋華賞以来となる阪神JF勝ち馬ラッキーライラック(牝4、栗東・松永幹厩舎)は3枠3番、前走の中山金杯で58キロを背負いながら勝ったウインブライト(牡5、美浦・畠山吉厩舎)は1枠1番、ジャパンCで7着に健闘し、今年の飛躍が期待されるホッカイドウ競馬所属のハッピーグリン(牡4、北海道・田中淳厩舎)は7枠8番。強力なメンバーが揃った中山記念の発走は15時45分。枠順は以下の通り。

1-1 ウインブライト 57
(牡5、美浦・畠山吉、松岡)

2-2 マルターズアポジー 56
(牡7、美浦・堀井、武士沢)

3-3 ラッキーライラック 53
(牝4、栗東・松永幹、石橋)

4-4 シベリアンスパーブ 56
(牡10、美浦・堀井、田中勝)

5-5 ディアドラ 54
(牝5、栗東・橋田、C.ルメール)

6-6 トルークマクト 56
(牡9、美浦・尾関、大野)

6-7 ステルヴィオ 57
(牡4、美浦・木村、丸山)

7-8 ハッピーグリン 55
(牡4、北海道・田中淳、F.ミナリク)

7-9 エポカドーロ 57
(牡4、栗東・藤原英、戸崎)

8-10 スワーヴリチャード 58
(牡5、栗東・庄野、M.デムーロ)

8-11 マイネルサージュ 56
(牡7、美浦・鹿戸雄、津村)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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