【中山記念】丸山も好感触ステルヴィオ「求めたものにしっかり応えてくれる」

ステルヴィオ

中山記念へ向けて調整されるステルヴィオ

20日、中山記念(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、マイルチャンピオンシップ1着のステルヴィオ(牡4、美浦・木村厩舎)は、丸山元気騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.9-38.4-12.6秒をマークした。

【木村哲也調教師のコメント】
「勝つときは全てが上手くいくと言いますが、前走はまさにその通りでした。スタッフが強いメンタリティで馬をキャリアハイの体調に仕上げてくれましたし、ビュイック騎手が手綱を取ってくれたこと、ゲートの出、馬場状態やペース、全てが上手く噛み合ってくれましたね。前走後は放牧に出して、帰厩後も週ごとに良くなってくるように調整を進めています。前走時と比べて体が大きくなっていますし、腰周りもしっかりして牡馬らしい体つきになってきています。下ろし駆けの1歩目に力が入るようになっていますし、その辺りが肉体の変化とリンクしているのではないかと思っています。どこのコース条件がダメだとも思っていませんし、中山1800も問題ないと思います。あとはジョッキーに任せます」

【丸山元気騎手のコメント】
「さすがG1馬だけあって、無駄な動きをしませんし操縦性が高いです。反応もすごく良いですし、こちらが求めたものにしっかり応えてくれます。これまでのレースを見ていて乗りやすそうな馬だという印象を持っていましたが、その通り乗りやすかったです。最終追い切りは、3頭併せの真ん中で気を抜かせないように走らせました。乗りやすい馬なので不安がありませんし、ある程度のポジションで競馬ができればと思っています。他にも良い馬が揃っていますが、ここで結果を出せれば先が更に楽しみになりますね」