【日本ダービー】リオンリオンで大舞台に挑む若武者・横山武騎手「小細工せず臨みたい」

リオンリオン

勢いに乗る若武者と頂点目指すリオンリオン

22日、日本ダービー(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、青葉賞を逃げ切ったリオンリオン(牡3、栗東・松永幹厩舎)は、騎乗予定だった横山典弘騎手の騎乗停止に伴い、若武者・横山武史騎手にバトンタッチ。

今日の追い切りは横山武史騎手を背に、CWで調整。500万クラスのウレキサイトを追走し一杯に追われ6F83.4-66.9-51.7-37.3-12.0秒をマークしたものの、アタマ差遅れた。管理する松永幹夫調教師、騎乗した横山武史騎手のコメントは以下の通り。

【松永幹夫調教師のコメント】
「クセのある馬じゃないし、決して乗り難しいタイプではないですからね。スタート次第ではありますが、主導権をとった競馬をしてほしいと思います。2〜3番手の形より、そういう競馬が合っていることはハッキリしていますからね」

リオンリオン

CWコースで鞍上と初コンタクトを取ったリオンリオン(奥)

【横山武史騎手のコメント】
「頭には入っていましたが、手応えの割に最後は渋い脚のタイプですね。追い切りでは、最初は我慢して、終いを活かすよう指示を受けていましたが、競馬では小細工することせず臨んだほうがいいタイプと思いました。横山典弘騎手からは、わがままなところはあるけれど、悪さをするような馬ではない、と聞いていました。ただ言葉で聞くよりも、感じた方がいいと思い、今日の追い切りに乗せてもらうよう志願しました。

ダービーの騎乗は日曜の新潟で耳にしましたが、驚き半分、楽しみが半分といった印象でした。オーナーの支えや騎手は沢山の人の支えがあって、成立するアスリート、競馬というスポーツであると思いますし、代打とはいえ、任せてくれた先生、オーナーには感謝したいだす。また、それに応える騎乗を見せたいです」

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