素質馬シャドウノエルが現級2戦目で快勝!…テレビユー福島賞

6月29日(土)、2回福島1日目11Rでテレビユー福島賞(芝1200m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の3番人気・シャドウノエル(牝4、栗東・角居厩舎)が淀みない流れをいい手応えで追走し、直線早めに抜け出すし、後続の猛追を抑えて優勝した。勝ちタイムは1:08.4(良)。

2着には半馬身差で6番人気・メイショウカリン(牝5、栗東・笹田厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・ナンヨーアミーコ(牡6、美浦・宗像厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたモアナ(牝5、美浦・高橋文厩舎)は4着に敗れた。

勝ったシャドウノエルは父がLe Havre、母がMajic Potion、母の父は高松宮記念で2着のあるディヴァインライトという血統。

昨年7月に中京でデビューすると、3戦目で勝ち上がり。そこから5戦3勝と素質の高さを見せていた。前走の水無月Sも昇級戦ながら後方から鋭い脚を見せており、準オープン2戦目での現級卒業となる。

馬主は飯塚知一氏、生産者は仏のM.PatrickBarbe

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1着 シャドウノエル(内田博幸騎手)
「スタートが良かったので、わざわざ位置を下げなくてもいいかと思いました。前走を見ても重い馬場で走っていましたし、今日も気持ち良く走っていてハミを取り過ぎるくらいだったので、道中は落ち着かせました。良い勝ち方ができましたし、この馬場でこれだけやれましたから重馬場も向いているのではないかと思います」

2着 メイショウカリン(鮫島克駿騎手)
「ここ2戦は終いに徹する競馬をしていましたが、今日は開幕週ですし雨で緩くなりつつある馬場を考えて、ある程度ポジションを取ってそこでキープさせて終いに脚を使わせるプランを考えていました。その通りに乗れましたし、このクラスでもやれる馬ですよ」

3着 ナンヨーアミーコ(石橋脩騎手)
「スタート次第でどの位置から運ぼうかと考えていましたが、出ていかなかったので終い3ハロンで足りると信じて乗りました。この馬場ですし前残りを想定していました。勝ち馬についていければと思っていましたが、今日は相手が先行していましたし、勝つためには自分から動いていかないといけない形になりました。最後もよく伸びていますが、やはり開幕週で前に残られてしまいました」

4着 モアナ(戸崎圭太騎手)
「1200でも対応できていましたが、コーナーから忙しさを感じましたし最後はジリジリでした。距離は1400くらいあった方が良さそうです」

5着 パーリオミノル(三浦皇成騎手)
「気難しい面がある馬ですが、直線で気持ち良く外に出したら良い脚を使ってくれました。初めて乗せてもらいましたが、力のある馬ですよ」

  • シャドウノエル
  • (牝4、栗東・角居厩舎)
  • 父:Le Havre
  • 母:Magic Potion
  • 母父:Divine Light
  • 通算成績:8戦4勝


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