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【ジャパンC】枠順確定!近5年で馬券率100%の『絶好ポジション』をゲットしたのは?
2019/11/21(木)

好枠1番をゲットしたカレンブーケドール(左)
今年のジャパンカップ(G1)は、39回目にして初めて外国馬の参戦がないことが話題になった。昨年2分20秒6という驚異的なレコードが出ているように、馬場の高速化が外国馬不在の要因の一つにも挙げられる。
速い時計の決着になリ始めた近5年で、顕著な傾向が出始めた。最内の1番枠が3連覇していて、5年連続で3着以内に来ているのである。
▼2014年 (2分23秒1)
1着 ④エピファネイア
2着 ①ジャスタウェイ
3着 ⑮スピルバーグ
▼2015年 (2分24秒7)
1着 ⑮ショウナンパンドラ
2着 ⑥ラストインパクト
3着 ①ラブリーデイ
▼2016年 (2分25秒8)
1着 ①キタサンブラック
2着 ⑫サウンズオブアース
3着 ⑰シュヴァルグラン
▼2017年 (2分23秒1)
1着 ①シュヴァルグラン
2着 ②レイデオロ
3着 ④キタサンブラック
▼2018年 (2分20秒6)
1着 ①アーモンドアイ
2着 ⑧キセキ
3着 ⑪スワーヴリチャード
勝ちタイムが2分24秒より速かった2014、17、18年は1番枠とひと桁馬番の馬でワンツー。時計が速くなればなるほど外を回すロスが大きくなり、インを通った馬が有利になるのだ。昨年の2着キセキにしても、逃げ粘った結果だった。
今年も東京競馬場は芝の状態が良く、先週の開催でも2歳レコードが次々と出る馬場だった。今週も時計の速いコンディションが続けば、内枠に注目せざるを得ないだろう。
そして吉兆の1番枠を引いたのはカレンブーケドール(牝3、美浦・国枝厩舎)。連続3着以内の記録更新となるか。
●カレンブーケドール
【国枝栄調教師のコメント】
「ずっと坂路中心で調整してきて、先週末と最終追い切りをトラックコースでやりましたが、スムーズにできましたし良かったのではないかと思います。ジョッキーも手応えが良かったようですし、幸せそうな顔をしていました。
ここにきて実が詰まってきたというか、落ち着きがあってドッシリとして風格が出てきました。今回は古馬の一線級が相手で簡単にいかないと思いますが、斤量53キロで出走できますし上手く立ち回ってくれればと思います。馬もまだ重賞を勝っていませんが、ここで大きな仕事をしてもらいたいと思っています」
【津村明秀騎手のコメント】
「秋は2回使いましたが疲れも見られませんし、むしろグンと状態が上がってきています。前走は内で少し包まれるような形になって厳しい競馬になりましたが、最後も馬群を割って頑張ってくれました。心の強さとやっぱり能力があるなということを再認識しました。
オークスで好走しているように東京2400については何も心配していませんし、斤量差が4キロあることは有利に働くのではないかと思っています。オークスのときのように長く良い脚を使う形で、この馬の持ち味を生かしたいです」
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