【東京新聞杯】勝率0%!? レース名とかけ離れた顕著な傾向から狙える馬

ヴァンドギャルド

東京新聞杯(G3)は、改めて説明するまでもなく東京競馬場が舞台。東京は明治時代から続く日本の首都であり、関東圏で行われる重賞です。しかし、なぜか東京新聞杯では関東馬が大苦戦しています!

▼東京新聞杯の東西別成績(過去5年)

関東馬[0-3-3-30]

勝率0%、連対率8.3%、複勝率16.7%

関西馬[5-2-2-26]

勝率14.3%、連対率20%、複勝率25.7%

ホームで迎え撃つ形の関東馬で勝ち馬はゼロ。対してアウェーに遠征してきた関西馬が5年連続で勝利しています。

出走頭数は関東馬36頭、関西馬35頭とほぼイーブン。それにも関わらず成績には大きな開きがあります。これは東京新聞杯における勝負度合いに、関東と関西で温度差がある裏返しではないでしょうか。

古馬マイル路線における上半期の大一番は、牡馬なら安田記念。牝馬ならヴィクトリアマイルでしょう。どちらも東京新聞杯と同じ舞台ということで、G1を狙う関西馬にとっては絶好の『前哨戦』となるわけです。

近年の傾向を考えると。関東馬で上位人気が予想されるプリモシーン、レイエンダはアタマなし!? 逆に関西馬でG1実績のないヴァンドギャルドレッドヴェイロンなどは積極的に狙える馬かもしれません。


ヴァンドギャルド(藤原英調教師)
「いつも通りやってこれたし、動きもよかったね。精神的にも落ち着きが出てきてるし、体もしっかりとしてきた。成長してきた感じがするし、いい形でステップアップしてこれた。重賞で相手は強くなるけど、楽しみにしているよ」

レッドヴェイロン(松岡調教助手)
「思っていた以上に素軽い動きで速い時計が出ましたね。これでもすぐに息が入ったぐらいだし、パワーアップを感じます。ここを目標に乗り込んできたし、いい状態でレースにむかえそうです」