【小倉大賞典】G1より勝ちたい!? あえて遠征してきた"小倉マスター"に要注意!

栗東

小倉大賞典(G3、小倉芝1800m)の出走予定馬で注目を集めているのがヴェロックス。川田騎手は同日に東京でG1(フェブラリーS)があるにもかかわらず、ローカル重賞に遠征してきました。

フェブラリーSでお手馬がいないことも事実ですが、小倉に行く理由があります。川田騎手は小倉大賞典の鬼なんです!

▼川田騎手の小倉大賞典成績(近10年)
19年 タニノフランケル 2着(1人気)
18年 トリオンフ 1着(1人気)
16年 アルバートドック 1着(2人気)
14年 ラストインパクト 1着(1人気)
13年 パッションダンス 5着(1人気)
06年 メジロマイヤー 1着(11人気)

過去6回騎乗して[4-1-0-1]。勝率は驚異の66.7%! 昨年は惜しくもクビ差2着に敗れたものの連対複勝率は83.3%に達します。波乱傾向が強いハンデ戦での成績もポイントでしょう。

今年騎乗を予定しているヴェロックスは重賞勝利ちこそありませんが、19年皐月賞2着、日本ダービー3着、菊花賞3着と牡馬クラシックの王道路線を歩んできました。それが一転してローカルG3参戦は何とか勝たせたいという勝負気配の表れ。佐賀県出身の川田騎手にとっても九州で行われる小倉大賞典は凱旋騎乗となるだけに要注目です!