【桜花賞】武豊騎手と再コンビ!レシステンシアの作戦&勝算とは

武豊騎手を背に坂路を駆け上がるレシステンシア

武豊騎手を背に坂路を駆け上がるレシステンシア


【レシステンシア陣営独占インタビュー・後編】

-:4戦して1400mと1600mしか使っていませんが、距離の許容範囲はどの辺りまであると思われますか。先の話にはなりますが、桜花賞の上位組が血統には関係なくオークスでも上位に来るという結果がでています。

松:血統だけ言ったら、やっぱりお父さんがダイワメジャーなので、持たないのかなというのはありますけど、見てみたい気持ちはありますよね。どの馬も経験をしたことがない2400mなので。

-:能力の高さで、最も結果が左右される舞台ですからね。母系に関しては何か印象はありますか。

松:いや、全然知らないんですけど、お母さんのマラコスタムブラダのG1を勝ったレースを観ました。2200mでしたけど、阪神ジュベナイルフィリーズみたいなG1の勝ち方をしていましたね。

-:桜花賞まであと10日ほどとなりました。この後はどんな感じで過ごされますか。

松:明日追い切って、明後日は運動ですね。土曜に坂路を上がって、日曜も坂路を上がって、火曜日もまた坂路を上がって、水曜日に追い切って、木曜は運動で、金曜、土曜が坂路でしょうね。

-:レースの前日も、ガス抜きで坂路を軽く上るのですね。

松:そうですね。

-:馬体重としては、どんな感じで出られそうですか。

松:変わらないと思いますよ。先週500キロで、競馬場に運ぶと10キロ減るんですよね。

-:10キロ減ったら、490ですもんね。

松:前回のチューリップ賞が、競馬の当週が498キロで、レースが488キロだったんですよね。

-:ちょうど10キロですね。

松:また今週と来週と追い切るんですけど、多分そんなに変わらないと思います。大きくプラスマイナス10とかにはならないと思いますね。

-:心配のない桜花賞になりそうですね。

松:枠とか色々ありますからね。

レシステンシア

-:明日の追い切りで楽しみと言えば新馬以来の鞍上となる武豊ジョッキーに、どういう変化があるのか聞けることですね。

松:そうですね。

4/2(木)坂路コース単走追い・武豊騎手のコメント
『新馬戦の時よりも馬がしっかりしていました。全身を使って走れていました。テンションも上がっていないので良い感じでした』

-:枠さえ良ければ、強気にハナを主張して、スピードで押し切るというイメージで良いですか。

松:そう思います。あとはジョッキーがどう思うかと、他にも行きたい馬がいるかもしれないですしね。別にその馬が速いペースで引っ張っていってくれるのなら、その番手でも良いですし、先行力はあるので、自分で都合の良いレースを作れますからね。

-:テーマとしては後続に脚を使わせたい、ということですね。

松:その方が良いかなと思いますね。

-:最後に応援してくれているファンにメッセージをお願いします。

松:あと10日間シッカリ調整して桜花賞に臨みたいので、応援のほどよろしくお願いします。

-:ファンも応援すると緊張すると思うのですが、先生は緊張されないですか。

松:しますけどね。

-:とりあえず明日の追い切りを楽しみにしています。先週とは馬場状態も違いますので、あまり速くならない程度ですね。

松:それで良いかなと思っています。

-:先週とは坂路コースの状態も違うということを、僕たちも知っておいた方が良いですね。

松:そうですね。

-:わかりました。貴重なお話をありがとうございました。

レシステンシア

レシステンシアと松下武士調教師

(終わり)