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【フローラS】皐月賞ガロアクリークを推奨!今週も『絶好ポジション』の馬を狙え!
2020/4/25(土)
連勝を狙うウインマリリン
テレビ東京の競馬中継で解説を24年務め、数万レースを見てきた元JRA騎手・吉沢宗一さん。プロの視点でメンバー構成などから展開を描き、"未来予想図"をつくります!先週の皐月賞では、穴馬候補に挙げたガロアクリーク(8番人気)が3着に激走!
今週はフローラステークス(G2、東京芝2000m)。展開面での攻略ポイントはこの2つです。
<1>東京開幕週は内&先行が有利
<2>ペースはスカイグルーヴ次第
何が何でも逃げたいタイプの馬はいません。前走では内で包まれて不完全燃焼だった⑮ショウナンハレルヤが、外枠でも思い切って行くと見ました。安定した先行力のある⑨スカイグルーヴや、内枠で楽に前付けできそうな①エレヴァテッツァ、③ウインマリリン、⑧リヴァージュあたりが続くでしょう。
<向正面>
↑⑮
↑⑨
↑
↑①③⑧
↑②④⑦
↑⑤⑥⑬⑭
↑
↑⑪⑫
↑⑯⑰
↑⑩
開幕週の馬場や東京芝のコース形態から、内枠と逃げ・先行ポジションが有利です。主力の1頭⑨スカイグルーヴは、切れよりもスタミナを生かしたいタイプなので、スローペースには落とさず平均ペースに持ち込みたいでしょう。力のある先行馬が多く、馬群は密集して詰まってきます。
②セイウンヴィーナスは前走の先行策に良いイメージを持っているはず。スローペースの上がり勝負で連勝した⑦ホウオウピースフルにとっては本当の力が試されます。
<直線入口>
↑⑮⑨
↑
↑①③
↑② ⑦
↑
↑ ⑪⑫
↑ ⑯
レース中盤のペース次第では⑨スカイグルーヴが先頭で直線ということも考えられます。その辺りの立ち回りはルメール騎手なら安定しているでしょう。
堅実な末脚を持つ⑪レッドルレーヴと⑫ヴォリアーモにとっては、少しでも前が速くなって欲しいでしょう。東京の直線は長いですから体力を温存して最後の勝負へと向かいます。
最後は先行勢と追い込み勢の激しい攻防。前走の京成杯で牡馬相手にあわやの2着だった⑨スカイグルーヴが馬場も味方に付けて押し切るでしょう。同じ舞台での新馬戦も逃げて上がり1位の好内容。ここでは力の違いを見せてくれるはずです。
前走は雪で順延の影響がありながら強い勝ち方だった③ウインマリリンの粘り込み、⑮ショウナンハレルヤがスムーズに走れた時にどこまで粘るか注目です。
本命候補 ⑨スカイグルーヴ
穴馬候補 ③ウインマリリン、⑮ショウナンハレルヤ
◆吉沢 宗一 Soichi Yoshizawa
1951年2月8日生まれ。山形県出身。1972年に佐藤正二厩舎所属で騎手デビュー。1995年に引退し、翌1996年春からテレビ東京の競馬中継で解説デビュー。2019年12月末に卒業。思い出のレースは1985年に3歳牝馬(当時4歳)で初めて関屋記念を勝利したタカラスチール。「勝たなくちゃいけないレースだった。1番人気に応えられたのが嬉しかったな」。公式twitterアカウント→@souichi_0208
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