【有馬記念】今回こそ買い!絶好枠を引き当てた「隠し玉」はコレだ!

復調しつつあるオークス馬ラヴズオンリーユー

復調しつつあるオークス馬ラヴズオンリーユー


◆有馬記念のポイント◆
有馬記念(G1、中山芝2500m)は、数あるG1でも枠順が勝敗を大きく左右するレース。過去10年の枠順別成績を見ても、圧倒的に『外枠不利』の傾向が出ている。

▼有馬記念の枠順別成績(過去10年)
1枠[2-1-1-15]連対率15.8%
2枠[1-2-0-16]連対率15.8%
3枠[2-2-0-14]連対率22.2%
4枠[2-2-1-15]連対率20.0%
5枠[0-2-3-15]連対率10.0%
6枠[2-1-2-15]連対率15.0%
7枠[1-0-2-17]連対率 5.0%
8枠[0-0-1-19]連対率 0.0%

1~4枠の7勝に対して、5~8枠は3勝。連対率でも大きな差が出ている。

特に大外の8枠(ピンク帽)は18年シュヴァルグラン(9人気)の3着が最高。2013年の有馬記念勝ち馬で、前年も3着に好走していたゴールドシップでさえ、ピンク帽に入った2015年は1番人気で8着に敗れた。

中山芝2500mは、最初の4コーナーまでの距離が192mと短いのが特徴。外枠に入った馬が先行集団につけるにはスタート直後から押していかねばならず、道中も外々を回るため距離ロスが生じて不利というカラクリだ。

毎年恒例の枠順抽選会でも、外枠(7~8枠)を引いてガックリと肩を落とす陣営もいるほど『外枠不利』は顕著になっている。

となれば、激走候補は『内枠』を引いた馬。過去10年で馬券に絡んだ人気薄8頭のうち6頭が1~4枠だった。

▼内枠で激走した人気薄(過去10年)
2017年2着 クイーンズリング (8人気) 2枠3番
2016年1着 ゴールドアクター (7人気) 4枠7番
2014年2着 トゥザワールド  (9人気) 3枠6番
2012年2着 オーシャンブルー (10人気) 3枠6番
2011年2着 エイシンフラッシュ(7人気) 3枠5番
2011年3着 トゥザグローリー (9人気) 4枠7番

今年は上位人気に支持されそうな馬が外めの枠に集中。穴には内目をロスなく回ってくる馬を狙いたい。

◆有馬記念の注目馬◆
ラヴズオンリーユー

絶好の2枠4番を引いたG1馬。オークスを圧勝した印象が強いだろうが、阪神内回りの3戦すべて好走しているように小回りコースを苦にしない。実は近走も東京の1600~1800m以外では安定している。エリザベス女王杯の好走馬とも相性の良いレースで、人気落ちの今回こそ買いの1頭だ。