【フローラS】オークストライアルは勢いが重要!

昨年はウインマリリンと若武者横山武史騎手のコンビが快勝

昨年はウインマリリンと若武者横山武史騎手のコンビが快勝


昨年は、好位のインで立ち回った4番人気ウインマリリンが、強風によりダートコースの砂が芝コースに舞い込むなか最後の直線でも力強く伸び、外から迫る2番人気ホウオウピースフルと5番人気フアナを抑えてゴール。鞍上の横山武史騎手と共に人馬初の重賞制覇を達成した。

2戦連続重賞で3着と好走しているユーバーレーベンが、初タイトルを狙う。当初予定していたチューリップ賞を使わなかった影響もあり、フラワーカップから桜花賞へ向かわずここを目標に調整してきた。同じ東京コースで行われたアルテミスステークスでは9着に終わったが、2000に延びてどのような走りを見せるか。

先日阪神牝馬ステークスを制したデゼルの全妹、オヌールが姉に続いて重賞勝ちを目指す。ここまで2戦2勝、着差は僅かながらどちらも1番人気に応えてきた。410キロ台の小柄な馬で、今回は初の関東圏への遠征もカギになりそうだ。

前走で牡馬相手にオープンの若駒ステークス勝ちをおさめたウインアグライア。その前走は少頭数、重馬場など特殊なケースを上手く味方にできた感もある。多頭数、良馬場になった場合にどうか、試金石の意味合いを持つ1戦になるだろう。

他にも1勝クラスを勝ち上がっているスライリーパープルレディーなども無視はできない。

近5年を振り返ると、昨年のウインマリリンをはじめ前走1勝クラスを勝ち上がってきた馬の活躍が目立つ。重賞出走経験がなくても、好走の勢いを重視しても良さそうだ。