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【天皇賞・春】今年は阪神開催!阪神からの参戦馬の勢いが加速する!?
2021/4/25(日)
昨年は京都の長距離巧者フィエールマンが快勝
昨年は、前年の有馬記念4着以来の実戦となる1番人気フィエールマンが、道中は外に馬を置かずに中団から追走。最後の直線では馬場の外目を伸びて、渋太く脚を使う11番人気スティッフェリオをゴール寸前でハナ差捕らえて天皇賞(春)連覇の偉業を達成した。
一昨年の菊花賞馬ワールドプレミアが、その菊花賞以来の勝利を目指す。前走の日経賞は軽量馬にやられた感があり、自身は57キロを背負いながら終いもよく脚を使った。前走時はそれほどでもなかったが、常に課題となるテンションの高さには引き続き注意が必要だろう。
そのワールドプレミアを前走で破ったウインマリリンも頂点を狙う。鞍上の横山武史騎手は皐月賞で初G1制覇を果たしており、人馬共に勢いを感じさせるコンビ。今回は初の3200メートルにどこまで対応できるかがカギになるだろう。
同じく日経賞でワールドプレミアに先着しているカレンブーケドールもスタンバイ。こちらも牡馬に混じって遜色ない能力を見せており、今回は初距離にどれだけ対応できるかがポイントとなる。
前哨戦の阪神大賞典を圧勝したディープボンドも注目の1頭。昨年の菊花賞でも4着と堅実に掲示板は確保しており、長距離で安定して結果を残している。前走はプラス10キロでキッチリ結果を出しており、今回も更なるパワーアップが見られるか楽しみだ。
アリストテレスの巻き返しも大いに考えられる。重馬場に苦しんだのか、前走の阪神大賞典では1番人気に応えられなかったが、昨年の菊花賞でコントレイルを追い詰めた姿は印象強い。前走の敗戦から立て直して来られるか、中間の調整過程をチェックしたい。
ここ2年は馬券圏内にきていないが、前走大阪杯組と阪神大賞典組で2016年、2017年、2018年と3年連続馬券圏内を独占しており、軽視は禁物だろう。しばらく活躍が見られなかった日経賞組から昨年2着、3着馬が出ており、今年もその傾向が続くか注目したい。
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