【セントウルS】あの常識が通用しない!? 近年の好走馬に共通する『トレンド条件』を満たした2頭

同コースの高松宮記念でも好走歴があるレシステンシア

同コースの高松宮記念でも好走歴があるレシステンシア


セントウルS(G2、中京芝1200m)はサマースプリントシリーズの最終戦。今年も出走馬のちょうど半数にあたる9頭が、前走サマースプリントシリーズの対象レースから参戦します。

しかしこのセントウルSは、スプリンターズS(G1、中山芝1200m)の前哨戦であることも忘れてはいけません。

過去の好走馬を振り返ってみると、意外に『3ヶ月以上の休み明け』で出走した馬が多く好走しているんです!

特に注目したいのが『前走G1で4着以下』だった馬!昨年も安田記念から参戦したダノンスマッシュが1着、ミスターメロディが3着に入りました。

▼『3ヶ月以上の休み明け』+『前走G1で4着以下』の好走馬(過去3年)
18年1着 ファインニードル
→前走香港チェアマンズS4着

19年3着 イベリス
→前走NHKマイルC16着

20年1着 ダノンスマッシュ
→前走安田記念8着

20年3着 ミスターメロディ
→前走安田記念11着

ここ3年間ですべて、この条件に当てはまる馬が馬券になっています。『夏の勢い』よりも『実績馬』が優勢といえそうですね!

今年の出走馬で『3ヶ月以上の休み明け』+『前走G1で4着以下』に該当するのは……

ラウダシオン・・・前走安田記念14着
レシステンシア・・前走ヴィクトリアM6着

の2頭!「休み明け=不利」「G1への叩き台」という"固定概念"で軽視してしまうのは危険ではないでしょうか!?(データ分析班・西谷)