【京成杯オータムハンデ】昨年ワンツーの『激走条件』に1頭だけ合致!ハンデ戦だからこそ狙える軸馬候補

立て直し2度目の重賞獲りに挑むカラテ

立て直し2度目の重賞獲りに挑むカラテ


京成杯オータムハンデ(G3、中山芝1600m)は、負担重量(ハンデ)をチェックするだけで狙い馬を絞ることができます。

出走各馬のハンデを見比べるのではありません。このレースは『前走より斤量が増えた馬』が活躍しているのをご存知ですか?

▼前走からの斤量比較別成績(過去10年)
斤量増[4-1-4-19]勝率14.3%、複勝率32.1%
増減無[1-3-4-37]勝率 2.2%、複勝率17.8%
斤量減[5-6-2 66]勝率 6.3%、複勝率16.5%

大原則としてハンデ戦は実績のある馬は重く、実績の乏しい馬は軽く負担斤量を調整します。ゴール前で各馬が横一線となるようにすることが狙いです。

こうして多くのハンデ戦では、同斤量であれば敵わないであろう実力馬に、軽ハンデの馬が先着することが珍しくありません。

しかし、京成杯オータムハンデにおいては、『前走より斤量が増えた馬』の方が好成績をマークしているのです。

昨年も1着トロワゼトワル(前走54キロ→55キロ)、2着スマイルカナ(前走50キロ→52キロ)のワンツーでした。

さらに斤量増で馬券に絡んだ馬の前走着順を詳しく調べたところ、9頭中8頭が「前走オープンクラスで1~3着」に好走。残暑が厳しい時期に行われるレースだけに、斤量が増えても好調を維持している馬が活躍しているようです。

今年「前走から斤量増」かつ「前走オープンクラスで1~3着」の激走条件を満たしているのは、関屋記念2着のカラテ(前走56キロ→今回57キロ)だけ。軸馬候補に打ってつけの1頭でしょう!(データ分析班・西谷)