今週の競馬界の出来事

トピックス

7月2日~7月8日のトピックス

■ダーレーの馬主資格承認、JRA参入
中央競馬の馬主登録審査委員会が3日、都内で開かれ、昨年却下されたダーレー・ジャパン・ファーム(高橋力代表)が賛成多数で認められた。北海道日高町を拠点に生産育成を行う同ファームは、ドバイのダーレー・グループ傘下の日本法人。4日のJRA審査会を経て、正式に認可される。


■米遠征、日本勢完敗
●アメリカンオークス(米ハリウッドパーク◇GⅠ◇芝2000m)
日本のオークスを制した岩田康誠騎手騎乗のローブデコルテ(牝3、栗東・松元茂厩舎)は5着に終わった。終始後方の位置取り。直線では内を突いたが、先行勢と脚色変わらず差は詰まらなかった。

●キャッシュコールマイル(米ハリウッドパーク◇GⅡ◇芝1600m)
日本勢は3頭が出走したが、最高成績はキストゥヘヴン(牝4、美浦・戸田厩舎)の4着。今年のヴィクトリアマイルを制したコイウタ(牝4、美浦・奥平厩舎)は重量変更のアクシデントもあり、しんがりの9着に敗れた。ディアデラノビア(牝5、栗東・角居厩舎)は4角で捲って見せ場を作るも5着まで。優勝はレディオブヴェニスで、3着までを米国勢が独占した。


■騎手動向
・JRAは5日、白浜雄造騎手(27)が6日付で、栗東・安達昭夫厩舎から栗東・フリーに所属変更されると発表した。
同騎手は98年にデビュー。テイエムドラゴンで05年中山大障害(JGI)を制すなどJRA重賞は14勝(全てJ重賞)。4日現在、JRA通算1260戦77勝(うち障害437戦51勝)、地方通算23戦1勝の成績を残している。

・JRAは4日、白坂聡騎手(26)が3日付で、栗東・フリーから栗東・岡田稲男厩舎に所属変更したと発表した。
同騎手は99年デビュー。3日現在、JRA通算1097戦54勝(うち障害201戦5勝)、地方通算35戦4勝の成績を残している。


■種牡馬引退のメジロライアンが里帰り
内国産種牡馬として活躍したメジロライアン(牡20)が4日、種牡馬として過ごした新ひだか町アロースタッドを退厩。生まれ故郷の洞爺湖町・メジロ牧場へ移動した。今後は功労馬として同牧場で過ごすことになる。