【弥生賞】「少頭数=堅い」は間違い!? トライアル重賞「穴馬券の法則」に当てはまる伏兵

距離延長で人気の盲点となっている<br>インダストリア

距離延長で人気の盲点となっている
インダストリア


弥生賞ディープインパクト記念(G2、中山芝2000m)には、少頭数でも波乱を誘発する「穴馬券の法則」があります。

ズバリ、前走で芝2000mより短い距離を走っていた『距離延長馬』が激アツ。過去5年の1~3着馬15頭のうち、半数近い7頭が該当しているのをご存知ですか?

▼前走芝1600~1800m好走馬(過去5年)
●21年
2着 シュネルマイスター(2人気)

●19年
1着 メイショウテンゲン(8人気)
2着 シュヴァルツリーゼ(6人気)

●18年
1着 ダノンプレミアム(1人気)
2着 ワグネリアン(2人気)

●17年
2着 マイスタイル(8人気)
3着 ダンビュライト(5人気)

皐月賞トライアルの弥生賞は毎年のように出走馬が10頭前後で、スローペースからの上がり勝負になりやすいのが特徴です。

好走するにはスタミナより道中の位置取りや折り合い、一瞬の切れが求められるため、昨年は後に芝1600mのG1・NHKマイルCを制し安田記念、マイルCSでも馬券に絡んだシュネルマイスターが2着に好走しています。

また距離延長組には2017年2着マイスタイル、19年1着メイショウテンゲン、同2着シュヴァルツリーゼなど、人気薄での激走が目立つのもポイント。距離実績が無くても軽視は禁物です。

今年、前走芝レースから距離延長となるのはアケルナルスター(前走共同通信杯8着)、G1朝日杯フューチュリティS(阪神芝1600m)勝ち馬ドウデュース、前走で中山芝1600mのジュニアCを勝ったインダストリアの3頭。

このうちインダストリアは芝2000mへの距離延長を嫌われて人気の盲点となっており、弥生賞で穴馬券の法則に合致する伏兵候補です!