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【オークス】桜花賞では7番人気馬が快勝!「好走馬の調教パターン」から浮上した伏兵
2022/5/21(土)
好走馬の法則に合致したベルクレスタ
オークス(G1、東京芝2400m)には、2017年から5年続けて該当馬が馬券に絡んでいる「好走馬の調教パターン」があります。
これはスゴいですよ? 3歳牝馬クラシック第一戦の桜花賞では、『昨年は8番人気馬をズバリ!5年続けて激走中「好走馬の調教パターン」に当てはまる伏兵』の記事で紹介していた、スターズオンアースが7番人気で快勝!
スターズオンアースは最終追い切りが「ウッド」で「馬なりor強め」、さらに「ラスト1ハロン12秒1より速い時計」という厳しい調教パターンをクリア。
さらに2017年1着レーヌミノル(8人気)、20年3着スマイルカナ(9人気)、21年3着ファインルージュ(8人気)と桜花賞で激走した穴馬3頭に共通していた、最終追いで「レースで騎乗する騎手」が乗り、「馬なり」という激アツ条件を満たした数少ない1頭だったのをご存知でしたか?
3歳牝馬の頂点を決めるオークスも桜花賞と同じく、毎年該当馬がバンバン来ている好走馬の法則にお任せください!
今回も「最終追いで騎手が乗っていた馬」に要注目。過去5年の1~3着馬15頭の調整パターンを振り返ると、11頭が最終追いをジョッキー騎乗で、そのうち8頭がレースと同じ騎手が乗っていました。
しかし、オークスは2019年から2ケタ人気馬が激走している「荒れる3歳牝馬の限定G1」。
そこで直近3年で波乱の立役者となった穴馬の調整パターンを徹底的に調べたところ、2020年3着ウインマイティー(13人気)、21年3着ハギノピリナ(16人気)には最終追いが「栗東坂路」で「レースと同じ騎手」が騎乗。「馬なり」で「ラスト1ハロン12秒6より速い時計」という共通点がありました。
20年3着 ウインマイティー(13人気)
→栗東坂路でラスト1ハロン12秒6(馬なり)
21年3着 ハギノピリナ(16人気)
→栗東坂路でラスト1ハロン12秒4(馬なり)
→栗東坂路でラスト1ハロン12秒6(馬なり)
21年3着 ハギノピリナ(16人気)
→栗東坂路でラスト1ハロン12秒4(馬なり)
牡馬と比べて繊細な牝馬は直前に速い時計を出す必要はなく、『5年続けて好走中「黄金パターン」に合致した特注馬』の記事で詳しく解説したとおり、東京までの輸送がある関西馬は1週前に実質的な追い切りを済ませ、レース当週は軽めにとどめる調整方法が主流になっています。
先日のNHKマイルCでは最終追いが「栗東坂路」で、「4ハロン53秒3より遅い時計」の黄金パターンに該当していた18頭立ての最低人気カワキタレブリーが3着に激走したのは、記憶に新しいところでしょう。
今年、上記で紹介した最終追いが「栗東坂路」で「レースと同じ騎手」が騎乗して、「馬なり」で「ラスト1ハロン12秒6より速い時計」の好走馬調教パターンに完全一致したのは、下記の2頭のみ。
桜花賞馬スターズオンアースを蹴って川田騎手が騎乗するアートハウスはもちろんのこと、持ったままの手応えでラスト1ハロン12秒3と鋭い伸びを披露したベルクレスタの激走に要注意です!
まだまだいます!好配当の使者となる激走候補は、オークスの「三ツ星穴馬」でご確認ください。
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