【函館記念】大波乱の昨年もズバリ!荒れるハンデ重賞で「穴馬の条件」を満たした超人気薄

20年15人気で勝利したアドマイヤジャスタ

20年15人気で勝利したアドマイヤジャスタ


函館記念(G3、函館芝2000m)など北海道シリーズの舞台となる函館と札幌は、本州の競馬場とは芝質が異なる「洋芝」で行われます。

一般的に洋芝は寒さに強く、保湿性が高いのが特徴。そのため本州の競馬場と比べて時計がかかる傾向があり、その中でも函館最終週に行われる函館記念では、力の要す馬場を得意にしている「洋芝巧者」が毎年のように激走しているのをご存知でしたか?

▼洋芝で勝利経験のあった好走馬(過去5年)
●21年
1着 トーセンスーリヤ(2人気)
3着 バイオスパーク(12人気)

●20年
2着 ドゥオーモ(13人気)
3着 バイオスパーク(3人気)

●19年
1着 マイスタイル(1人気)
2着 マイネルファンロン(9人気)

●18年
2着 サクラアンプルール(7人気)

●17年
2着 タマモベストプレイ(14人気)
3着 ヤマカツライデン(7人気)

函館記念では毎年のように本州の競馬場で不振続きでも、得意の洋芝に替わり大変身を遂げる馬が続出!

2017年2着タマモベストプレイ(14人気)などは前走2ケタ着順からの巻き返しで、昨年も20年3着馬で本州の競馬場で走った直近3戦「10→11→9着」と大敗続きだったバイオスパークが、12番人気で3着に激走したのは記憶に新しいところ。

今年は函館で2戦2勝のアラタを筆頭に、20年にブービー人気で勝利したアドマイヤジャスタ、昨年14番人気2着アイスバブルなどが該当。特にアドマイヤジャスタアイスバブルは昨年のバイオスパークと同じく、近走成績が不振で全く人気がありません!