【3歳馬情報】今週も期待の若駒たちが春の活躍に向けてスタンバイ!

中山競馬場では、クラシックへの登竜門、G2・弥生賞が開催される今週末。春の活躍に向け、注目の3歳馬たちもレースを控えている。そんな注目馬を、今週も厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介していく。

◆3月4日


●未勝利・中山芝1600m

ディバイングレース(牝、キタサンブラック×シンハディーパ、美浦・蛯名厩舎)
半姉シンハリング(3勝)、おばシンハライト(オークス勝ち馬)、リラヴァティ(マーメイドS勝ち馬)、おじアダムスピーク(ラジオNIKKEI杯2歳S勝ち馬)。12月頭にゲート試験合格。その後は放牧に出て、2月頭に入厩し、いよいよデビューを迎える。「気性的にピリピリした印象があり、ここまで稽古はソフトな調整。軽い走りで一族同様に、いかにも芝で切れそうなタイプ」と記者の話。鞍上はルメール騎手。

●未勝利・中山芝1800m

ライツオブキングス(牡、エピファネイア×マキシマムドパリ、美浦・鹿戸厩舎)
デビュー前から評判は高く、札幌の新馬戦は単勝1・7倍の断然人気に支持されるも2着。続く秋の東京・未勝利戦も断然人気ながら5着と人気を裏切り続けている。その後は鼻出血もあって間隔をあけ、約4か月半ぶりの実戦。ルメール騎手騎乗から、まだまだ期待感は高く、今度こそ初勝利を挙げたい。

●未勝利・阪神芝1600m

テネールスエルテ(牝、ロードカナロア×ミスエルテ、栗東・安田翔厩舎)
母はファンタジーSを勝ち、牝馬にして朝日杯FSで1番人気に支持された馬(結果は4着)。10月にゲート試験を合格し、再放牧。外傷もあって少し遅れ、この時期でのデビューとなった。2月17日の坂路では51秒9-12秒5の好時計をマークし、脚力をアピールしている。鞍上は今村騎手。

レッドルヴァンシュ(牡、ロードカナロア×レッドアヴァンセ、栗東・音無厩舎)
母は4勝、ヴィクトリアマイル3着。クラレント(重賞5勝)など、おじおばにオープン馬が6頭いる良血馬。ここがデビュー戦だが、坂路では51秒1、51秒3と好時計を2本出しており、既走馬相手でも好勝負を期待したい。鞍上はデムーロ騎手。

◆3月5日


●アルメリア賞(1勝クラス・阪神芝1800m)

シュタールヴィント(牡、ロードカナロア×マルセリーナ、栗東・矢作厩舎)
前走の共同通信杯はスタートで不利を受け、そのまま後方からの競馬。先行した2頭がワンツーする結果で、全く出番がなかった。京都2歳Sは好位でレースを進め、直線で他馬に接触しながらも4着に入線。前でレースを進めれば、自己条件なら上位だろう。鞍上は北村友騎手を予定。

ジュンツバメガエシ(牡、ジャスタウェイ×アドマイヤテレサ、栗東・友道厩舎)
前走のホープフルSは、4コーナーで外に膨れる若さを見せ14着と大敗している。調教内容を見る限り、これまでの3戦よりも良化がうかがえ、自己条件なら上位争いに加われそうだ。半兄に豪州GⅠ勝ち馬アドマイヤラクティ、全兄に函館記念勝ち馬アドマイヤジャスタがおり、伸びしろは大きい。

●1勝クラス・中山芝1600m

レイベリング(牡、Frankel×Noyelles、美浦・鹿戸厩舎)
キャリア一戦で臨んだ阪神JFは見せ場たっぷりの3着。この内容から共同通信杯も期待したが、後方から伸びを欠き9着。ゴール前の脚色を見ると、1800mの距離は長かったか。今回はマイルに距離短縮。朝日杯時に騎乗した横山武史騎手に鞍上も戻っての自己条件戦となれば、確実に勝利したい。

ロッククリーク(牡、エピファネイア×フロールデセレッソ、美浦・栗田厩舎)
9着に終わった東京スポーツ杯2歳S以来のレースとなる。「近親にミッキードリームなどがいる血統。新馬戦を勝って次走は東スポ杯2歳Sに挑戦。速い脚にかけるタイプで、瞬発力を問われる東京では切れ負け。中山向きは確かで、前進気勢の強い性格からマイルも合う」と記者の話。自己条件、そして初戦勝ちの中山コースで上位を狙う。

●未勝利・阪神芝2200m

ガーランドスタイル(牡、サトノダイヤモンド×プラチナブロンド、栗東・橋口厩舎)
1月22日の小倉・新馬戦でデビューし4着。2戦目は好位から抜けし、ダスリングブレイヴの半馬身差2着と、確実に上昇を見せている。「ロジユニヴァース、ディアドラ、ソングランを輩出しているソニンクの牝系。ややワンペースながらバテない持久力タイプ。スタミナはありそうで、距離を2ハロン延長で初勝利を目指す」と記者の話。同族同世代のフリームファクシはきさらぎ賞を含む3連勝、スキルヴィングも2連勝し、クラシック候補に挙げられている。こちらも負けていられない。