【クイーンS】ウラ函or現地調整?近年のトレンドに合致する今年の「好調教パターン」該当馬

初重賞制覇を狙うコスタボニータ

初重賞制覇を狙うコスタボニータ


先週から舞台が札幌に映った、夏の北海道開催。この北海道シリーズにおける最大の特徴は何といっても「滞在競馬」です。

競馬開催が行われる札幌で調整する馬もいれば、開催のない函館にそのまま滞在するいわゆる「ウラ函」調整馬も少なくありません。

調教コースでウッドを使える函館、輸送の無い札幌。いずれもメリットがありますが、クイーンステークス(G3、札幌芝1800m)においてはどちらが好成績を収めているのでしょうか?過去の好走馬の調整過程を改めて振り返ります。

▼好走馬の最終追い切り消化・滞在場所
※過去5年、函館開催の21年除く

★18年
1着 ディアドラ(函館)
2着 フロンテアクイーン(函館)
3着 ソウルスターリング(札幌)

★19年
1着 ミッキーチャーム(札幌)
2着 スカーレットカラー(札幌)
3着 カリビアンゴールド(札幌)

★20年
1着 レッドアネモス(札幌)
2着 ビーチサンバ(札幌)
3着 スカーレットカラー(札幌)

★22年
1着 テルツェット(函館)
2着 サトノセシル(函館)
3着 ローザノワール(札幌)

→函館滞在馬…4頭
→札幌滞在馬…8頭

昨年は函館滞在の2頭でワンツー決着となりましたが、19年・20年には「札幌滞在馬」が1~3着を独占。近年、現地で滞在調整をした馬が馬券に絡まなかったことはありません。

同じ北海道内とはいえ、函館→札幌はかなりの距離。滞在競馬における「輸送ナシ」の恩恵を函館調整馬は受けることはできません。特に重賞レベルになると、力の差が均衡するので当日のコンディションは非常に重要。このレースに関しては、輸送の無い札幌調整馬を高評価したいところです。

ちなみに、札幌調整馬が最終追い切りを消化したのはほとんど「芝コース」ばかり。特に19年の勝ち馬ミッキーチャームや20年の勝ち馬レッドアネモスのように、ラスト1ハロンを「11秒台」でまとめている馬が狙い目です。

今年の出走馬ではコスタボニータウインピクシスなどが「札幌滞在」で「ラスト1ハロン11秒台」を悠々とマーク。人気の有無にかかわらず、押さえておきたいですね!