【アメリカJCC】昨年は4番人気で快勝!今年の該当馬は激走が期待できる人気薄

昨年のこのレースを勝っているノースブリッジ

昨年のこのレースを勝っているノースブリッジ


注目重賞の傾向を各項目に分けて徹底深掘り!

アメリカジョッキークラブカップ(G2、中山芝2200m)の重賞ランキング、「血統部門」を発表します。

重賞ランキングで最も穴の期待値が高いのが血統部門で、今回も意外な種牡馬が上位にランクイン。現役時代に得意としていた距離とは異なる条件で活躍馬を量産している種牡馬もおり、イメージとのギャップにご注意ください!

▼中山芝2200m種牡馬別成績
(集計期間19年1/6~24年1/14)

第1位 キングカメハメハ[7-0-2-28]
勝率18.9% 複勝率24.3%

第2位 モーリス [5-3-4-24]
勝率13.9% 複勝率33.3%

第3位 エピファネイア [4-2-5-25]
勝率11.1% 複勝率30.6%
(※レース参戦の種牡馬に限る)

1位はキングカメハメハ。2・3着数と比べて勝ち切りが目立つのが特徴で、単勝回収値100%超え。通算成績[7-10-2-9]と1着より2着の回数が多いボッケリーニですが今回は単勝で狙っても面白そうです。

血統部門からイチ押しは2位のモーリスです。昨年のアメリカJCCをモーリス産駒ノースブリッジが4番人気で勝利。同舞台のオールカマーを5番人気ジェラルディーナが制しています。

モーリスの現役時代は芝1600~2000mで一時代を築いたこともあってか、産駒は中山芝2200mで人気になりにくいのが特徴。単勝複勝の回収値はどちらも100%を超えており、オープン昇級戦で重賞初挑戦となるアドマイヤハレーも格下馬と侮りは禁物です。

3位はエピファネイア。こちらも2021年のアメリカJCCを同産駒アリストテレスが勝利。中山芝2200mに初参戦となるモリアーナも血統面から不安要素はなく、距離延長を嫌われて評価を下げるようなら逆に狙い目かもしれません。