【新谷厩舎の中東遠征記】ドバイの今vol8

ゴールデンシャヒーンに向け調整されるリメイク

ゴールデンシャヒーンに向け調整されるリメイク


ドバイはあの大雨の日から日に日に暑くなり、日中は30度まで上がることもしばしば。馬たちは暑くなる5時前から調教に入り、暑くなる前に調教を終了させる毎日です。

しかし日本のようにジメジメしておらず、どちらかと言えばカラッとしているので、気温ほど暑さを感じないのかも知れません。

DOも、新谷厩舎の松田です。冒頭のように「この暑さを制する馬こそドバイを制する」と思うくらい気温、天候、飼料には気を使ってます。

暑さ対策としてドバイの馬房にはクーラーに大きなファンがあり、比較的涼しい環境で比較的過ごしやすいかも知れませんが、午後厩舎から出るとジリジリ日差しを感じるほどです。

あと厩舎の外では、ハエなどによる虫たちの攻撃に毎日イラついてます(笑)。

飼料面では調教で汗をたくさんかくため、塩やミネラルをいつもより多く与えて脱水にならないようにしてますが、補液で内面からもケアして万全の態勢で競馬に向かって行ければと思います。

また飼料に入れるサプリは、梅から抽出された濃度の濃いエキスを馬に与えているんですが、これもリメイクの活躍に欠かせない物の一つなのかも知れません。

このサプリはなんとウメムスビのオーナーが開発されたもので、ホンマに馬に対する愛が半端ないなと感じてます。

こんな1人と一頭の生活を毎日繰り返してて、リメイクもストレスを感じているのかな?

僕の隙を盗んで、背中を思い切り噛まれましたよ。ビックリしました。ホンマ右よし左よし、さぁ渡ろうと思った瞬間、もらい事故やで。「赤信号みんなで渡れば怖くない」とちゃうで。

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僕も油断してたのですが、不意にやられました。噛まれた瞬間、人が小鳥を表現するような感じで肘を約90度くらいに曲げて動けなかったんですよ。

リメイク自身も「やってもうた」みたいな顔してるし、こちらは痛さを我慢してるしで、写真を撮られたら「おかしな1人と一頭」というテーマの写真ができたかも知れませんね。

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基本お互いに仲良いはずなんですが…僕がリメイクの領域に入りすぎたのかも知れませんね。

だけど腹立つ〜