【3歳馬情報】兄と姉はG1馬！注目の良血馬が東京競馬場に登場！

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早くも中山、中京開催が終わり、2月の東京、京都開催が始まる。注目の良血馬、評判馬を厩舎育ちのPOG好き、数多くの名馬をPOGで指名した達人・山田乗男が紹介していこう。

◆2月1日

●東京芝1600m

ストラスモアローズ(牝、キズナ×レジーナドーロ、美浦・堀厩舎)
母は3勝。祖母レジネッタ(桜花賞)。1週前の追い切り(以降も時計は、主に1週前のもの)は、併せ馬で遅れたもののウッド6F80秒8－11秒9の速い時計をマークしている。鞍上はキング騎手の予定。

ジャサルディア(牝、キズナ×ミスエルテ、美浦・萩原厩舎)
母は2勝(ファンタジーS)。姉ミエスペランサ(現3勝。※現役馬の成績は1月24日時点、以降同)、おばミアネーロ(現2勝、フラワーC)。追い切りはウッド5F66秒0－11秒3の好タイムをマーク。なお翌週のマイル戦デビューの可能性もある。

セゾンデフィーユ(牝、ダイワメジャー×ダヌスカズマイガール、美浦・稲垣厩舎)
半兄ミッキークレスト(現3勝、レパードS3着)。1月19日の中山芝1600m戦を除外となり、ここへ回る予定。追い切りはウッド5F68秒1－11秒4。

｢母はアメリカの重賞勝ち馬。父(ダイワメジャー)の産駒らしく前進気勢があり、スピードタイプ。ただ速いだけでなく、追われてからの加速もあり、新馬戦から好勝負できる状態にある。適性はマイル｣と記者の話。鞍上は津村騎手の予定。

パレデザール(牝、ロードカナロア×ポンデザール、美浦・田村厩舎)
母は5勝(重賞3着2回)。おじサトノクラウン(宝塚記念など)。追い切りはウッドで5F67秒5－12秒9。時計は目立たないが、ウッドで速めの追い切りは初めてだったので、まだまだ詰められる余地はある。

◆2月2日

●東京芝1800m

アールヴィヴァン(牡、ハービンジャー×グラマラスライフ、美浦・田中博厩舎)
母はJRA1勝、地方2勝。おじエクレアスパークル(6勝)。1月25日の中山芝2000m戦を除外になり、ここへ回る予定。追い切りは、ウッド6F82秒1－11秒3。

｢初仔ということもあってか馬体重の割に薄手に感じるが、動きのほうは機敏で目立っている。切れるというよりは、父(ハービンジャー)の産駒らしく、長く脚を持続できるタイプか｣と記者の話。鞍上は田辺騎手の予定。

ダノンセンチュリー(牡、フィエールマン×シャンブルドット、美浦・萩原厩舎)
近親アドマイヤビルゴ(5勝)。セレクトセール2億3100万円(税込)。｢毎週のように好追い切りを連発。父譲りの瞬発力を持ち合わせており、鋭い決め手が見込める。芝の中長距離向きかな｣。記者の話の通り、追い切りは1週前がウッド5F68秒5－11秒7、3週前にはウッド6F80秒0－11秒4と優秀な時計が出ている。

アクチノータス(牝、サトノダイヤモンド×ラヴズオンリーミー、栗東・矢作厩舎)
姉ラヴズオンリーユー(オークスなど)、兄リアルスティール(ドバイターフなど)。1週前はCW6F83秒9－12秒1だが、2週前にはCW6F82秒8－11秒4の好時計をマーク。新馬戦除外なら、未勝利戦デビューも視野に入っている。

クロウソング(牝、ワールドエース×ギエナー、美浦・千葉厩舎)
近親Zarkava(欧州年度代表馬)。追い切りはウッド5F67秒9－11秒5。ニシノエージェントで京成杯を勝利した千葉厩舎の管理馬。本馬もいい流れに乗りたい。

●京都芝1800m

ルージュソリテール(牝、ロードカナロア×レッドオルガ、栗東・藤原英厩舎)
母は5勝(東京新聞杯2着)。おじにクラレントなど重賞勝ち馬が4頭。CW6F81秒5－11秒6と全体、終いともに上々の時計をマークしている。鞍上は北村友騎手の予定。

●小倉芝1200m

レッドアーネスト(牡、スワーヴリチャード×レッドシャーロット、栗東・庄野厩舎)
母は2勝。トゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯など)ら多くの活躍馬を出しているフェアリードールの一族。追い切りは坂路51秒7－12秒1の好時計をマークしている。鞍上は鮫島駿騎手の予定。