【京成杯】今年も嵐の予感!?皐月賞と同舞台で繰り広げられる波乱の一幕!

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この舞台からダービー馬へと飛躍を遂げたダノンデサイル

この舞台からダービー馬へと飛躍を遂げたダノンデサイル


今週は牡馬クラシック一冠目・皐月賞と同条件の京成杯(G3、中山芝2000m)が施行されます。中山の適性を測る意味で見逃せない一戦ですが、馬券的には非常に難解。その理由は、過去の人気別成績を見れば明らかです。

▼京成杯の人気別着順(過去10年)
1~3人気 [4-5-3-18] 複勝率40%
4~6人気 [4-1-3-22] 複勝率26.7%
7~9人気 [1-4-3-22] 複勝率26.7%
10~12人気 [1-0-1-25] 複勝率7.4%
13~18人気 [0-0-0-17] 複勝率0%

一見すると上位人気が堅実に見えますが、実際はそう単純ではありません。

1人気[3-1-1-5]、2人気[1-4-1-4]と好走傾向にある一方で、3人気は【0-0-1-9】と極端に不振。さらに、1・2人気が同時に馬券内に入ったのは過去10年でわずか3回のみです。

つまり、軸は人気馬でも、相手が読みにくい。これが京成杯最大の難しさと言えるでしょう。

そんな波乱傾向の中でも、好走馬に共通する明確なデータがあります。それが"上がり上位の末脚を使った馬"です。

▼上がり1~3位の馬(過去5年)
[5-3-4-4]
勝率31.3% 連対率50.0% 複勝率75.0%

●主な好走馬と上がり3Fタイム
25年
1着 ニシノエージェント 35.4(全体2位)
3着 ミニトランザット 34.9(全体1位)

24年
1着 ダノンデサイル 34.1(全体2位)
2着 アーバンシック 33.9(全体1位) など

直線に急坂が待ち構える中山コースは、最後にしっかり脚を使えるかどうかが明暗を分ける舞台。過去5年の馬券圏内15頭中、実に12頭が上がり1~3位を記録しており、この傾向は無視できません。

昨年は人気薄のニシノエージェントとミニトランザットが激走し、3連単は172万円の大波乱。「末脚」という一点にフォーカスすることで、波乱のヒントが見えてきます。

今年の出走馬のうち、速い脚を使って勝利を挙げた馬は多くいますが、中でも注目したいのがマテンロウゲイルです。

ここまで3戦すべてで上がり最速をマーク。2走前は2着と惜敗でしたが、阪神JF2着馬ギャラボーグとクビ差の接戦を演じ、後続には5馬身差をつける内容。このパフォーマンスは高く評価できます。

新馬戦ではスタートに課題を残しましたが、近2走は改善が見られ、極端な後方待機にはならないはず。初の中山コースがポイントとなりますが、これまで通りの末脚を発揮できれば、京成杯の好走パターンにしっかり当てはまる一頭です。