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関屋記念はダノンセンチュリー、話題ダノンダックスに騎乗!【戸崎圭太コラム】
2026/7/24(金)

惜しくも福島開催リーディングは2位に終わったものの、開催を通じて存在感を示した。
今週の連載では、最後まで続いた坂井瑠星騎手とのリーディング争いを振り返るとともに、先週騎乗した注目馬を回顧。さらに開幕週を迎える新潟開催や関屋記念への意気込み、そして今後予定されているアメリカ遠征についても話を聞いた。
大接戦で福島リーディングは2位
——まず、先週で惜しくも福島のリーディング2位という結果でした。昨日も大井競馬場でのトークショーに参加されるなど、公の場でもその話題は伺われていると思いますが、いかがだったでしょうか。
戸崎:そうですね。最後までわからない状態が続いていましたが、結果的には負けてしまったので、本当に残念だったなと思います。僅差の状態が続いていたので、(坂井)瑠星のことも意識していましたが、あと一歩届かなかったですね。
——初日、土曜日を終えた時点でもかなりの僅差でしたが、土曜日の最終レースが終わった時などは、瑠星騎手と同時に入線するような形でした。そういった時も、入線してから何か喋ったりされていたのですか?
戸崎:あの時は、瑠星は「良かった」という感じでした。勝ったことでかなり有利という意識もあったのでしょうね。
——それでも好走率などで言えば、去年の夏の福島よりもずいぶん良かったですね(勝率25.0%/連対率41.7%)。結果は2位ですが、改善ぶりは良かったのではないかと思います。
戸崎:十分な成績とは自分ではなかなか思えないですが。ただ、東京が散々だったので。その流れから言うと、勝たせてもらって、僕的には安心感はあるのですが。
——東京の時も「流れが悪い」とは伺っていましたが、客観的に見ていると、勝負になるラインナップかな。と思うところは個人的にはありました。流れが悪かったというより、本来であればしっかり結果にもついてくるような印象があります。
戸崎:そういうこともあり、この結果で僕の中でも少し安心している部分はありましたね。あのまま行ってどうなってしまうのかなと。あそこまで勝てなかったのは、ここ最近何年もなかったので。
——そうですね。昨年も年間成績そのものは良かったと思いますし、急に巡り合わせが悪くなったなと感じました。怪我から復帰した時期に結果が伴わないことはありましたが、それは別問題ですからね。そういった意味でも、改めて存在感を見せつける開催だったのかなという感じがしますが。
戸崎:そうですね。リーディングを取れていれば最高だったとは思いますが。
新馬、重賞と同じオーナーの所有馬に騎乗
——今週ですが、新潟開催になりますね。発表されていましたが、アメリカ遠征によって新潟を開けるタイミングもありますが、引き続き夏の新潟も好成績を期待したいですね。まず、新馬のトルタパスカリーナは追い切りに乗られたようですね。
戸崎:追い切りでは元気な女の子という感じで、軽い走りで軽快に走っていましたよ。どんなメンバーになるかわかりませんが、チャンスもあるのではないでしょうか。
——シャンソンドールは以前乗られていましたね。
戸崎:少しハミ取りが強い部分があるので、そこに気をつけていきたいです。力は上だと思いますので、うまくアプローチできたらいいなと思います。本来、落ち着きがあれば、距離も保つのでしょうが、あのハミ取りであればマイルでもと感じます。
——コートアリシアンは久しぶりですね。
戸崎:久々になりますが、若い時から能力はあった馬なので、どんな成長をしているのか楽しみですし、条件も走れているコースなので頑張りたいなと思います。
——そして、新馬のダノンダックスですが、いかがでしょうか。
戸崎:ポテンシャルは高いと思います。追い切りもいい動きをしていますし、どんな走りをしてくれるか楽しみです。
——まだまだ新馬なのであれこれは求めづらいところもあるかもしれませんが、どんな馬になってきそうですか。
戸崎:ハミの取り方などが重いといいますか、そこは気になります。気も入りそうな感じもありますし。走り自体は距離が保ちそうな感じはするのですが、そのあたりの兼ね合いがどう出てくるのかなというところですかね。
——1週前の時計でも、内目を回ったとはいえ結構な時計が出ていたなという感じですが、脚力はやはりいいものがあるのでしょうか。
戸崎:そうですね。そんなに速い回転というか、速くは感じないのですが、それだけ時計が出ているということは能力がある証拠なのかなと思います。
——あとは今週末、あいにくの天気になりそうですが、そのあたりはどうでしょうか。
戸崎:開幕週ですし、新潟だったらこなしてほしいですね。もちろんそうではなくとも、そういったところも普通にクリアしてほしい馬かなとは思っています。
——ココナッツコーストは2戦連続となりますが、間隔が開きましたね。
戸崎:新馬の時もいい走りで、センスよく走ってくれたので、仕上がりといいますか、変わっていなければいいなと思います。
——ショコラキュイは継続騎乗となりますが、コースが替わります。
戸崎:前走勝った時も道中が少しフワッとするようなところがあったのですが、直線の伸びに力を感じました。条件は変わりますが、うまく走れたらいいなと思います。
——関屋記念(G3)はダノンセンチュリーの騎乗です。3走ぶりのコンビとなりますね。
戸崎:新馬の時から能力は感じていた馬で、重賞まで来ている馬なのでタイトルは取りたいなと思っています。条件もいいと思いますし、いい結果を出せればと感じます。
——以前の印象であれば、雨予報は少しよろしくないのでしょうか。新潟の開幕週なら、というところですが。
戸崎:綺麗な馬場の方がいいとは思います。ただ、先程の通り、開幕週なら少々の雨ならこなしてほしいですね。
——関屋記念というと戸崎さんも勝たれていますが、直線が長い印象があっても前が残っていたりということもあります。そのあたりはいかがでしょうか。
戸崎:どうですかね。それでも他の競馬場の開幕週よりは差しも決まるかなとは思っています。
——関屋記念に関しては、去年は全然違いましたが、前残りの印象が割と自分の中ではあるかなというところもありました。あとは折り合い面などもやはり課題となってくる感じですか。
戸崎:そうですね。当日のテンションもポイントになると思います。
最終週は4勝をマーク
——レース回顧では、先週のガビーズシスターからどうだったでしょうか。
戸崎:レース映像を見る中でも、基本的に競馬は上手なのかなと思う中で、砂をかぶって嫌がっていたり、少し忙しさは感じたところはありました。ただ、あそこまで脚を使えるというのは能力の高さだと思います。返し馬でもやはり走る馬だなと感じましたし、活躍してくれると思います。
——やはりこの開催の福島は、今まで以上に逃げ・先行が残ったなという感じはしますが、開催を通していかがだったでしょうか。
戸崎:ダートの方はそんなイメージですね。
——あとは、57キロというわずかな差もやはり最後に出ましたからね。
戸崎:強いて言えば、そういうところもあると思うのですが。
——アロンズロッドも福島の適性はどうかと感じましたが、惜しい結果でしたね。
戸崎:いいスタートを切ってポジションを取れるかなと思っていたのですが。馬場が掘れるところでバランスを崩していて、スピードに乗れなかったところはありましたね。
その後はリズムを保って、あそこから追い上げる脚というか、あそこまで来られるのは能力の証拠だと思うので。広いコースの方がいいなというのはありますが、力は上位ですね。
——福島でももう少し距離があった方が良かったのでしょうか。
戸崎:そうですね。展開には左右されるかなとは思いますが。
——結果的に1番人気になったのがヴァンヴィーヴでした。
戸崎:何回か乗せてもらっている中では、返し馬で少し元気がもう一つなのかなという感触はあったのですが、レースぶりも少しそこに繋がっていたのかなという感じでしたね。
——同じくこちらも1番人気になるのだなという感じでしたが、アメテュストスはどうだったでしょうか。
戸崎:前半は前でやり合っていましたが、そうですね、最後は手応えがなかったなという感じなのですが。自分とすれば距離は短い方がいいのかなと僕は思います。
——新馬のヴェルバーニアですが3着でした。
戸崎:特に癖もなく乗りやすかったですし。ただワンペースなので、もう少しメリハリが欲しいなというタイプですかね。
——グランマエストロは良血馬として注目を浴びていましたね。
戸崎:返し馬から集中力が足りないというか……。操縦性も難しく、まだ勝手なところがあるかなという感じですかね。
——クレアノアは外枠に入ったのでどうなのかなと思いましたが、待望の勝利となりましたね。
戸崎:そうですね、展開が良かったとは思います。
——条件としては、前も2000mで2着がありましたが、どれぐらいがいいのでしょうか。
戸崎:今回思ったのですが、長い方がいいなと思いました。これよりも長くてもいいのかなという感じでしたね。条件も合えば昇級しても頑張ってくれそうです。
——ソニックブレイカーは先週「内枠ではない方が」というお話でしたが、内枠になってしまい2着でした。
戸崎:そうですね。内枠ですし、条件を考えるとポジションは取りたいなという中で、前走よりもスタートも二の脚もちゃんとついてくれて、流れには乗れていたのですが、やはりそれをしてしまうと最後は少しジリっぽくなるのかなという感じはしました。
スムーズに前が開いていなかったのですが、もう1列後ろだったらもっと切れるというか、脚を使えるのかなという感触はあります。
——ミラビリスマジックは久々に騎乗されてオープン入りとなりました。
戸崎:すごく落ち着きもありましたし、走る重心やバランスも良くなっていると感じました。レースはすごく上手に走れましたし、強かったと思います。
——グロスビークは1番人気の支持を集めました。
戸崎:返し馬から雰囲気も良かったですし、能力も上かなと感じていました。ただ、砂を嫌がるようなところがあるみたいで、うまく広いところを走らせたいなという中で、内枠でしたからね。
それでも道中は特に砂を嫌がっている感じもなく、上手に走れていたのですが、最後は手応えがなかったですね。少し苦しい走りはしていたかなという印象です。
——アッシズオブローズは、新馬以来の騎乗でしたね。
戸崎:力もつけていましたし、まだまだ少しジリっぽいところはあるタイプだとは思いますが、ここで勝ち切れたことは良かったと思います。
——これは鞭を落とされていたのですか。
戸崎:このレースだったかな。
——でしたね。ちょうどYouTubeでそういう話題をされていたばかりだったので、タイミングのいい話題だったかもしれないですが(笑)、もちろんそれで負けていたらと思うとゾッとするところですが、結果に影響せず良かったです。
——ゲンテンは、ブリンカー効果だったのか調教もかなり動いていましたが、変化はあったのでしょうか。
戸崎:かなりありました。雰囲気も良かったですし、おのずとそれがレースに反映して、行きっぷりも違いましたからね。良かったと思います。
——これはすでに発表されていましたが、フィンガーに騎乗するため、アメリカ(パシフィッククラシック)に行くことが公表されました。そのあたりは結構下調べされて行かれる形になるのですか。
戸崎:これからですね。まだやっていないですが、デルマーには過去に行った人馬がいますし、いろいろ聞けるので。
——続いてミッキーファイトは日本テレビ盃(Jpn2)が秋初戦ということで、継続騎乗となりましたね。
戸崎:そうですね。良かったです。
——次週のアイビスSD(G3)ではアメリカンステージ騎乗とのこと。今週もありがとうございました!
戸崎:ありがとうございました!
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