水上学の血統トレジャーハンティング

日曜阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)(芝1600m)

◎本命馬
⑪ビーチサンバ
牝2、栗東・友道厩舎、福永騎手

冷静に見ると、近年の勝ち馬は将来性よりも現時点での完成度がモノを言ったと思われるケースが多い。狙いたいのは⑪ビーチサンバだ。

全兄フサイチリシャールは中山時代の朝日杯FSを制しているし、4分の3同血の姉ライラプスはデイリー杯2着。このレースでは2番人気に支持されながら7着だったが、敗因は出遅れとハッキリしていて、直後クイーンCを勝った。母も2歳暮れから1月のシンザン記念までの間に一気に駆け上がっている。
アルテミスSは勝利の態勢に持ち込みながら出し抜けを喰ったようなところがあり、実質的な内容は一番だった。

クロフネ産駒はこのレースで、クロフネサプライズやホエールキャプチャが2着、ベストクルーズやオディールも上位を賑わせたように相性が良い。完成度はかなりのもので、話題のディープ産駒2頭の上を期待したい。

$お宝馬
⑤メイショウショウブ

ダートで初勝利を挙げたが、前走は再度芝へ戻ってのデイリー杯で2着。こちらも仕上がりの早さなら上位で、ダイワメジャー産駒の牝馬という利点は大きい。一族にはヒシアマゾン、アドマイヤムーンらがいるケイティーズ牝系の名門だ。

相手上位はビーチサンバの近親⑨クロノジェネシス④シェーングランツ。押さえは⑬ダノンファンタジー②ジョディー⑫レッドアネモス

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