水上学の血統トレジャーハンティング

土曜中山11R ターコイズS(G3)(芝1600m)

◎本命馬
⑦リバティハイツ
牝3、栗東・高野厩舎、北村友騎手

冬の中山、特殊形状のコースで行なわれる牝馬限定戦、しかもハンデ戦。まともに収まる確率は低いと決め打つ。1800mのオープン特別時代から、とにかく荒れまくってきた。師走競馬らしい好配当を願いたい。そのヒロインとして抜擢するのは⑦リバティハイツだ。

休み明けかつ千八のクイーンSを除けば大崩れしていない。桜花賞0秒7差6着は健闘の部類。しかも好位を粘り通し、4着馬とは同タイムだった。坂コースが得意なのは戦績からも明らかだし、フィリーズRや桜花賞を見れば器用さは上位レベル。
さらにキングカメハメハ産駒は、重賞昇格前の2010年と13年に1着馬、11年3着馬、一昨年は2着馬を出している。このコースへの適性は高いし、母方はスピード兼備のダート血統でパワーもある。輸送をこなすかどうかのネックはあるが、普通のコンディションなら一発が望める。人気の盲点だ。

$お宝馬
④ハーレムライン

冬に活躍する産駒が多いマンハッタンカフェが父。近親には当レース3着馬オツウ、さらにトウカイポイント、パープルエビス、インテレット、トランスワープと、中山重賞連対馬が居並ぶ。一族まで広げれば、ダイナカール~エアグルーヴを擁するバロクサイド牝系だ。コース適性と牝系の質でお宝馬とする。

相手上位は⑩プリモシーン③ミスパンテール②リナーテ⑬フロンテアクイーン
押さえに⑮カワキタエンカ⑫ミエノサクシード⑪ディメンシオン⑤フローレスマジック⑥デンコウアンジュと馬券対象は手広く取る。

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