水上学の血統トレジャーハンティング

日曜中山11R 弥生賞ディープインパクト記念(G2)

◎本命馬
①サトノフラッグ
(牡3、美浦・国枝厩舎、武豊騎手)

ディープインパクト自身が勝ち、産駒が目下4連勝中という、まさにその名を記念するにふさわしいレース。その初年度、唯一出走してきた同産駒が勝つのは必然?かもしれない。①サトノフラッグである。

前走の勝ちタイムは、単純比較でホープフルSと同じ。馬場差を踏まえると、さすがに4着あたり該当だと思うが、ワーケアとは互角とみていい内容だった。ここまで破った相手が手薄という懸念は、この点で払拭できると考える。

もう1つは道悪になった場合だが、重馬場の新馬戦で沈んだことから不安がないわけではない。ただ、当時は馬が全く仕上がっておらず、道悪だけが敗因ではないとみる。南米牝系は概してパワーに欠けるが、この馬の母父は、昭和50年代の日本競馬で道悪得意の産駒を輩出したフォルティノの系譜。まだ苦手と決めつけることはできない。

賞金的に、ここで権利を取らないと皐月賞出走は厳しくなるし、また連対して賞金を積まないと、ダービー出走も険しくなる。ここは悪くても2着が命題だろう。鞍上を信じるのみだ。

$お宝馬
②エンデュミオン
(牡3、栗東・清水久厩舎、田中勝騎手)

人気馬から入るので、ここは思い切った人気薄を推したい。

できれば馬場が渋ってほしい1頭。父ヴィクトワールピサはこのレースと皐月賞を連勝し、父の父ネオユニヴァースは皐月賞を勝っている。当該コースと相性がとても良い上に、ダート牝系でパワー十分。阪神2000mの未勝利戦勝ちの時計は、同日の3勝クラスを0秒2上回った。いくら古馬戦がスローだったとはいえ、これは相応の価値がある。

前走は反動で坂路急仕上げに留まり大敗したが、今回は本来のCWでビッチリ追っている。激走を期待したい。

相手上位は ⑧ワーケア⑩オーソリティ。 押さえに ⑥ウインカーネリアン

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