水上学の血統トレジャーハンティング

土曜京都11R 京都新聞杯(G2)

◎本命馬
⑧アドマイヤビルゴ
(牡3、栗東・友道厩舎、藤岡康騎手)

このレースで勝ち負けするには、実際の距離よりもやや長い2400mあたりまでこなすスタミナが必要だ。また京都とあってスピードも兼備したい。ダービーへの連関は、トライアルの青葉賞に優るとも劣らない。

今年は、ここで連対しないとダービー出走が確定できない⑧アドマイヤビルゴが主役。皐月賞の1,2着馬に挑むために、ここは外せない一戦だ。

ディープインパクト産駒なのでスピードや切れは問題なし。母はダート中距離血統に、欧州ステイヤー血統の配合というバランスの取れた配合だ。全兄サトノソロモンは去年の3着馬。その兄以上のスケールがあることは明らかだ。

中2週で輸送もある本番で好走するには、ここでいかに余力を残せるかにかかっている。なんとか2着までに入って、ダービーの厚みをさらに増してほしい大物候補だ。

$お宝馬
③シルヴェリオ
(牡3、栗東・池添学厩舎、西村淳騎手)

お宝というほどの穴馬ではなく、おそらく単勝で7~8倍くらいにはなりそうだが、他に候補が見つからないので、敢えてこの馬を取り上げる。近親にこのレース2着のデルフォイ、同じ京都2200mの京都記念を勝ったシックスセンスがいる良血。ハーツクライ産駒だけに軽さという面でやや心配はあるが、脚質と牝系を評価したい。

相手上位は ⑩ファルコニア。 押さえに ⑥ディープボンド⑪マンオブスピリット

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