新馬戦も、いよいよ最後の週。今週も東西でダート1800mが一つずつあるのみなので、芝の未勝利戦デビューの馬が更に増えている。早速土曜日から見ていきたい。

土曜日は、阪神でダート1800m戦。フラテッリ(牡3、栗東・池添学厩舎)は、フランケル産駒の外国産馬。成長に合わせてデビューがこの時期になったが、モノは悪くないので使っていけば良くなっていきそう。先々は芝も試してみたい」と池添学師。1週前調教(以降も調教は主に1週前のもの)は、CWで5F67秒台、上がりは12秒。2週前も5F66秒台を出しており、初戦から動ける状態にある。

スカイブルーダイヤ(牝3、栗東・池添学厩舎)は、母がテイラーバートン(重賞3着2回)。坂路56秒9-13秒3と物足りないが、走りに余裕があり、まだまだ時計は詰められる。このような状況なので、仕上がりによってはデビューを延ばす可能性もあるという。ゴールドインレイ(牝3、栗東・羽月厩舎)は、近親にワナ(新潟2歳S)。坂路56秒3-13秒7と遅いが、2週前のCWでは上がり1F12秒を出しており、坂路は走らないタイプなのかもしれない。サンライズスパーク(牡3、栗東・崎山厩舎)は、近親がカノヤザクラ(重賞3勝)。CW69秒台、上がりも13秒で、併せた相手に大きく遅れてしまった。レースでの変わり身を期待したい。

同日の芝の未勝利戦は、良血馬がデビューをスタンバイ。阪神の牝馬限定未勝利芝1800m戦は、ジェンティルドンナ(G1・7勝)、ドナウブルー(重賞2勝)を姉に持つヴィルトゥース(牝3、栗東・石坂正厩舎)がデビュー予定。坂路53秒6-13秒4とまだまだだが、血統馬らしく変わり身を見込みたい。アドラータ(牝3、栗東・大久龍厩舎)は、兄姉に目立った馬はいないが、5頭中4頭がPOG期間内に勝ち上がっている。CW68秒、上がり13秒と時計は目立たず、今週の調教によってはデビューを延ばすこともある。リベラメンテ(牝3、栗東・須貝尚厩舎)は、母の弟にリアルスティール(ドバイターフ)。坂路56秒0-12秒8と、こちらも時計は目立たず、もっと詰めていきたい。

同日の阪神未勝利芝2000m戦は、先週の予定を延ばしたジンゴイスト(牡3、栗東・矢作厩舎)。半兄にリアルスティール(ドバイターフ)、ラングレー(6勝)、プロディガルサン(重賞2着2回)がいるPOGお馴染みの一族だ。CWで6F81秒台、5F65秒前半、1F11秒後半と水準以上の時計をマーク。既走馬相手でも好勝負を期待して良さそうだ。

日曜日は、中山でダート1800m戦。フェンドオフ(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)は、母がアドマイヤプルート(3勝)。「動きのいい馬で能力は秘めていそう。この時期の相手関係ならいきなり勝負になってもいいのでは」と斎藤誠師。坂路で53秒0-12秒8を余裕をもってマークし、重賞ウイナーのトーキングドラムと併入。初戦から期待大だ。マルターズアグニ(牡3、美浦・堀井厩舎)は、半兄がマルターズアポジー(重賞3勝)。「稽古は動けているし、水準以上のモノがありそう。この血統らしく前向きでスピードがある」と堀井師。美浦ウッドで5F68秒台を馬ナリなら合格点だ。

ペイストリー(牝3、美浦・木村厩舎)は、母がフランスのGⅢ勝ち馬。美浦ウッド4F54秒台、上がり12秒半ばなら水準レベルにはある。クライオブザソウル(牝3、美浦・武井厩舎)は、半兄トキノフウジン(6勝)、半姉スルターナ(4勝)。美浦ウッド5F70秒、上がり13秒前半と目立たないが、古馬のラズールリッキーに先着。外をまわったこともあり、時計以上の評価は必要だ。トップダウン(牡3、美浦・堀厩舎)は、母の弟がハットトリック(マイルCS、香港マイル)。ウッドで4F54秒台、上がり12秒半ばの時計を楽にマークし、仕上がりは進んでいる。

さて、来週からは新馬戦は無くなるのだが、このコーナーでは引き続きデビュー馬の情報をお伝えしていく。他にも、情報が少ない未勝利戦や500万戦に出走するPOG人気馬、馬券的に面白そうな馬を紹介していくので、よろしく!