エルデュクラージュなど≪東京9・10・12R≫レース後のコメント

6月8日(土)、3回東京3日目9Rで八丈島特別(芝2000m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の5番人気・ミッキーバード(牡4、美浦・尾関厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.6(良)。

2着にはクビ差で3番人気・フォルコメン(牡3、美浦・堀厩舎)、3着には1馬身半差で1番人気・カセドラルベル(牝3、栗東・西村厩舎)が続いて入線した。

1着 ミッキーバード(尾関知人調教師)
「行く馬がいましたし枠も枠だったので、ジックリ運ぶ形になりました。ジョッキーがこの馬のことを分かってくれていますし、道中は良い感じだと思いながら見ていました。最後もしっかり勝ち切ってくれて良かったです。放牧を挟まずに使い続けて4戦目の今回に結果を出せましたし、馬が成長していると思います」

2着 フォルコメン(Dレーン騎手)
「リズム良く運べて手応えも良かったですし、直線に向いてからも脚を使ってくれました。ただまだ子供っぽいところがあって、100パーセントの力を出し切れていない感じがします。その分交わされてしまったと思います」

3着 カセドラルベル(Mデムーロ騎手)
「スタートで両側から挟まれてしまって、後ろからになりました。最後も伸びてはいますが、ジリジリでした。もう少し前に行きたかっただけに、スタートが痛かったです」

4着 メガフレア(松山弘平騎手)
「長く良い脚を使えるタイプなので、東京のような広いコースが向いたと思います」

5着 ジンゴイスト(Cルメール騎手)
「重い馬場は合わないタイプですね。今日は馬場が重かった割りには時計も速かったですし、最後は馬が疲れていました」

9R 八丈島特別の結果・払戻金はコチラ⇒

10Rで八王子特別(ダ2100m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・エルデュクラージュ(セ5、栗東・池添学厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:08.8(重)。

2着には2馬身差で6番人気・ワンダーウマス(牡5、栗東・高柳大厩舎)、3着には半馬身差で3番人気・ジェミニズ(牡5、美浦・石栗厩舎)が続いて入線した。

1着 エルデュクラージュ(Cルメール騎手)
「良い位置で冷静に走れましたし、直線でも良い脚を使ってくれました。チークピーシズの効果もあって、集中して走っていました」

2着 ワンダーウマス(松岡正海騎手)
「ペースが遅かったので途中から上がっていく形は悪くなかったですけど、かかってしまいましたからね。その辺りはテン乗りで難しかったです。馬は力がありますよ」

3着 ジェミニズ(石栗龍彦調教師)
「ジョッキーの話では、外枠だったので外でジッとできれば良かったですが、内にモタれるところがあって1、2コーナーで内に行ってしまったようです。その後は落ち着いていましたし、最後もしっかりしていましたが、口向きに課題があるようです」

4着 グロンフォール(内田博幸騎手)
「外枠から気分良く走れましたが、軽い馬場でこの馬には時計が速かったですね。それでもよく対応していますし、馬が力を付けています」

5着 コマビショウ(津村明秀騎手)
「良いポジションを取れましたし、上手くレースができました。全くかかりませんでしたし、距離は問題ありません。直線に入って生ズルい面を見せましたが、後ろから馬がくるとまた頑張りました。何か馬具を試しても良いかもしれません」

10R 八王子特別の結果・払戻金はコチラ⇒

12Rで3歳上500万(ダ1300m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の4番人気・ニシノコトダマ(牡3、美浦・手塚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:16.6(重)。

2着にはクビ差で6番人気・プタハ(牡4、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には2馬身半差で3番人気・コウユークロガヨカ(牡3、美浦・竹内厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアシャカマキシン(牡3、美浦・鈴木伸厩舎)は9着に敗れた。

1着 ニシノコトダマ(石川裕紀人騎手)
「前走まで連戦続きでしたが、今回は休ませたことで馬がリフレッシュして良い状態でした。厩舎サイドがしっかり仕上げてくれたことが1番の勝因です」

2着 プタハ(内田博幸騎手)
「力のいる馬場の方が良いタイプですしこれだけ上がりが速くなると厳しいですけど、よく頑張っていると思います。あの位置から差されるとは思いませんでしたし、仕方ありません」

3着 コウユークロガヨカ(野中悠太郎騎手)
「人気馬と枠が逆だったらハナに行きたかったんですけどね。前を追いかける形になるとハミが抜けなさそうな感じがありますし、ベストは突かれる形かと思います。それでも今日は昇級初戦で良いスピードを見せてくれました」

4着 スズノフブキ(武士沢友治騎手)
「この前は右にモタれて追えませんでしたが、今日は右ブリンカーを着けた効果があってちゃんと回って来られました。力がいる馬場の方が合うタイプですが、時計が速いなかでもよく頑張っていますしこのクラスを勝つ力はあります」

5着 リトルモンスター(藤田菜七子騎手)
「ゲートの1歩目がそれほど早くなくて、思っていたより後ろからになりました。3コーナーでは曲がっていかなくて、ポジションを下げてしまいました。終いは良い脚を使っていただけに、ロスが痛かったです」

9着 アシャカマキシン(横山武史騎手)
「今日は息を入れさせてもらえず、厳しい競馬になりました。真面目な子ですし、雨が降って速い馬場になったことも堪えたかもしれません。直線の坂も影響した感じがします。まだ体質が弱いですけど、良い馬なのでこれからしっかりしてくれば更にやれると思います」

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