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騎手コラム

採点の合計順と、各馬の評価点の順番は必ずしも一致しません。

マイネルフロスト

(牡3、美浦・高木 登厩舎)

【総合】4点

父ブラックタイドはディープインパクトの全兄。種牡馬としての適性は地味だが、万能タイプで自己主張が強くないという面は同じ。母方は、祖母のスプリンター色がとても濃く、3000mでは厳しいだろう。スローの2400mが限界か。

トーホウジャッカル

(牡3、栗東・谷 潔厩舎)

【総合】6点

スペシャルウィークについては特に不安はないが、牡馬産駒のスケールが小さいことは否めない。母方も淡泊で、スタミナには正直不安がある。勝負根性と、パワーには長けているのは間違いないが、直線が平坦コースというのは、この馬の持ち味が活かせない恐れがある。その分やや割り引き。

サングラス

(牡3、栗東・谷 潔厩舎)

【総合】4点

母はダンスインザダーク×ブライアンズタイムという菊花賞配合。母がそのまま走れば良いのだが(苦笑)、ただ父がスタチューオブリバティというのはさすがに距離が厳しい。

サウンズオブアース

(牡3、栗東・藤岡 健一厩舎)

【総合】8点

父ネオユニヴァースは、ヴォルシェーブと同じ。注目は牝系だ。一族には大種牡馬チーフズクラウン、ディープスカイ、タップダンスシチーらがいる名門で、またリボー系が3代母の父に入っていて、大舞台に強い血だ。一発ある。

シャンパーニュ

(牡3、栗東・加用 正厩舎)

【総合】6点

やや血統が重く、時計の出る馬場での菊花賞では切れ負けしてしまう恐れは大きいが、ハイペースで純然たるスタミナ比べになれば台頭の余地はある。父は重厚なチチカステナンゴ、母はサンデーサイレンス×ファビラスラフインというスケールの大きな配合で、どこかで穴は空けそうだが…。

ショウナンラグーン

(牡3、美浦・大久保 洋吉厩舎)

【総合】7点

父シンボリクリスエスの産駒は、母方の血を反映して距離適性が出る。去年のエピファネイアがその例だろう。その母は、父が菊花賞馬で種牡馬としては万能のマンハッタンカフェに、メジロ血脈のステイヤー種牡馬で在来牝系という配合のメジロシャレード。適性はかなり高い。

トーセンスターダム

(牡3、栗東・池江 泰寿厩舎)

【総合】6点

トーセンジョーダンの近親ではあるが、父がジャングルポケットでスタミナ不安なしのジョーダンに比べると、こちらは母方に左右されるディープインパクト産駒で、そうなると3000mにはやや不安がある。右回りの方がスムーズなのは間違いないが…。資金に余裕がある場合の押さえか。

ワールドインパクト

(牡3、栗東・友道 康夫厩舎)

【総合】5点

母があまりにも重厚な欧州血統すぎて、スタミナよりもパワーが先に立ち、今の菊花賞には向かない。折り合い難もあるようで、苦戦か。

ハギノハイブリッド

(牡3、栗東・松田 国英厩舎)

【総合】9点

菊花賞御用達血統であるロベルト系を父に、そして御用達ブルードメアサイアーのトニービンを母の父に持つという、とても適性の高い配合だ。加えて近親に菊花賞2着のフローテーション。こと菊花賞の適性については、メンバー中飛びぬけている。

ゴールドアクター

(牡3、美浦・中川 公成厩舎)

【総合】7点

父スクリーンヒーローは、種牡馬としてのポテンシャルがとても高く、距離もコースも不問のところがある。母方は長距離色の濃い古い血脈複数に、1本だけ強いスプリンター血統が噛まされているという掴みづらい配合。いかにも昭和の菊花賞血統という母系で、やや時計が掛かった方が好走確率は高いはず。健闘までか。

アドマイヤランディ

(牡3、栗東・須貝 尚介厩舎)

【総合】3点

ステイゴールド産駒というのはいいのだが、ヘイローの3×3、そしてシーキングザゴールドを祖母の父に持つことから、距離適性はかなり厳しそうだ。

タガノグランパ

(牡3、栗東・松田 博資厩舎)

【総合】6点

当初考えていたよりかなり強かった。牝系は欧州のステイヤー血統で、それが次第に出つつあるのかもしれない。ただ、キングカメハメハ産駒からはまだ牡馬クラシックの勝ち馬が出ていないように、大舞台では健闘どまりか。

トゥザワールド

(牡3、栗東・池江 泰寿厩舎)

【総合】4点

父キングカメハメハについては、タガノグランパに同じ。母方の距離適性については、タガノグランパよりもかなり短い。スタミナ不足を完成度でどこまで補えるか。個人的には評価は押さえ程度と考えるが…。

ワンアンドオンリー

(牡3、栗東・橋口 弘次郎厩舎)

【総合】7点

父ハーツクライは現役屈指のスタミナ種牡馬。ただ、タイキシャトル×ダンチヒ×ミスプロという配合の母がどうにも心配だ。ある程度ペースが上がっての3000mでは、これまでのような切れが見られない恐れは想定した方がいい。能力の絶対値でどこまでやれるか。祖母はノーリーズンの半妹。

サトノアラジン

(牡3、栗東・池江 泰寿厩舎)

【総合】6点

ディープインパクト産駒は今年の3歳牡馬の層が薄い。しかも、母の父ストームキャットとの配合では、東京2400mに高い適性を示すものの、この馬の場合は牝系も含めると距離適性はおそらく2400mが限界だろう。ただ、晩成型でピークはこれから。スケールでどこまでやれるか。

ヴォルシェーブ

(牡3、栗東・友道 康夫厩舎)

【総合】6点

父ネオユニヴァースの産駒は、脚を小出しに使うのが持ち味で、長距離適性はあるはずだ。その点、半兄のリルダヴァルよりは遥かに距離はもつ。ただ、近親にディープインパクトがいるといっても、母の父がサンダーガルチというのはさすがに少しマイナスが必要。

メイショウスミトモ

(牡3、栗東・南井 克巳厩舎)

【総合】3点

ゴールドアリュールはともかく、母がアジュディケーティング×ミスターシービーでは、完全にダート向きで、また古すぎる。ドロドロの不良馬場以外は出番なしだろう。