【関屋記念】サンレイレーザー順調「いい状態でこれた」

13日、関屋記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。サンレイレーザー(牡5、栗東・高橋忠厩舎)は菱田裕二騎手が北海道から駆けつけて騎乗し、坂路で併せ馬。僚馬オリエンタルサン(古馬500万)を0.4秒追走し、最後は同入。一杯に追われ、4F53.8-39.2-25.1-12.5秒の時計をマーク。これまで2週続けてPコースで調教を重ね、坂路での最終リハも順調に終えてみせた。

「先週後からカイ葉量を増やしてるんですが、馬体の張りがパンとしてきましたね。元気もいいし、乗りやすさもある。それだけ具合がいい証拠です。きょうは菱田に乗ってもらいましたが、坂路でこれだけ動けば合格。いい状態でこれました」と矢野調教助手は調整過程に満足の様子。

2走前は同じ新潟マイルで上がり32秒6の末脚を繰り出しオープン特別を勝利。「高速決着で好勝負をしているし、時計が速くなる新潟は合っている条件ですからね。厩舎も夏にはいって勝ち星が上がっていてるし、この勢いに乗っていきたい」と同助手も期待を寄せる。これまで重賞では2着1回、3着1回の好走歴あり。新潟の長い直線で末脚を発揮できたら勝機は十分。鞍上の菱田騎手とともに重賞初勝利を狙う。