伏兵ハナズプルメリアが差し切りV…新潟新馬

9月7日(日)、2回新潟12日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、伊藤工真騎手騎乗の9番人気・ハナズプルメリア(牝2、美浦・加藤和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.7(良)。

2着には半馬身差で3番人気・サイレンスムーン(牝2、美浦・栗田博厩舎)、3着には2馬身差で17番人気・ナミカゼ(牝2、美浦・加藤和厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダイワコンプリート(牡2、美浦・上原厩舎)は14着に敗れた。

テイエムセンシャがハナを主張し、コマクサ、ナミカゼ、サノタイクーンなどが続く。道中ではナミカゼが先頭に立ち、激しい先行争いのまま直線を向くと、好位で内ラチ沿いを追走していたハナズプルメリアが抜け出し、中団から脚を伸ばしたサイレンスムーンを振り切って優勝。9番人気が優勝し、3着に17番人気が入ったことで、3連単の配当が160万円を超える波乱の決着となった。

勝ったハナズプルメリアは叔母にクリスタルCを制したスイートオーキッドがいる血統。昨年の北海道市場で735万円で取引されていた。
馬主はM.タバート氏、生産者は日高のシンボリ牧場。馬名の意味由来は「冠名+花の一種」。

1着 ハナズプルメリア(伊藤騎手)
「返し馬から良い雰囲気で、こちらから注文をつけるところがありませんでした。スタートも良く、道中もスムーズに運べました。直線で前があいたときもヒルむことなく抜けて来れましたし、最後は併せ馬の形になって頑張ってくれました。初戦から力を出せるように、厩舎サイドが上手に調整してくれたおかげです」

2着 サイレンスムーン(田辺騎手)
「勝てるかと思いましたが、道中にハミを取ったり取らなかったりで」

3着 ナミカゼ(伴騎手)
「スタートが決まって、前で競馬が出来ました。ペースが遅かったり展開が向いた面もありますが、よく頑張ってくれました。調教も動いていたようですし、競馬でも真面目に走っていました」

4着 アラマサル(吉田豊騎手)
「道中は少しフワフワしていましたが、追ってからは切れる脚を使ってくれました。使って良くなりそうです」

5着 プラセンタ(西田騎手)
「ゲートの入りが良くない馬で、出る練習をそれほど出来なかった分スタートは速くありませんでしたが、道中は行きたがって抑えるのが大変でした。もっと流れてくれれば良かったですけど、待たされてこの結果ですから悪くないですよ。次にゲートの入りが悪くならなければ良いですね」

14着 ダイワコンプリート(北村宏騎手)
「大型馬で、まだ体を上手く使えませんし緩さもありますからね。使いつつ良くなって来ると思います」

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ハナズプルメリア
(牝2、美浦・加藤和厩舎)
父:キングカメハメハ
母:スイートフルーレ
母父:Green Desert

ハナズプルメリア

ハナズプルメリア

ハナズプルメリア


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