レッドアリオン32秒8で猛追も届かず「折り合うようになれば…」

●10月25日(土) 4回東京6日目11R 第17回 富士ステークス(GⅢ)(芝1600m)

勝ってマイルCSの権利獲りを狙ったレッドアリオンは、直線で大外から猛追を見せる3着にとどまった。この馬としてはゲートが決まったものの、向こう正面で掛かり気味に追走。上がり最速となる32秒8の脚をつかったが、あと一歩だった。

「やっぱりムッチャ走る馬やね。きょうはゲートもマズマズやったんやけど、掛かりましたわ。かといって、出して行ったら持ち味がないからね。折り合うようになれば、突き抜けられるんやけどね。きょうは勝った!と思ったけど、掛かったぶん、追い出してからの反応がもう一つでしたわ」と小牧太騎手は悔しさを滲ませた。

ただし、目標としていたG1への出走は、賞金的に絶望も、負けて強しの内容。重賞にもメドを立てたパフォーマンスからも、今後の動向にも注目の存在であることには違いない。