【フェアリーS】坂路で軽快コートシャルマン「姉とよく似てる」

8日、フェアリーS(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。コートシャルマン(牝3、栗東・松永幹厩舎)は初コンビを組むC.デムーロ騎手を背に坂路4F56.7-40.6-26.1-12.8秒を計時。鞍上が終いサッと仕掛けるとスムーズに反応し、軽快なフットワークで登坂した。

「けさは感触を確かめる程度にやりました。馬場が悪かったから時計は出なかったけど、いい感じで走れていました。状態はいいと思いますよ」と初めてコンタクトをとったパートナーの動きに納得の表情。さらに2つ上の姉レッドオーヴァルを引き合いに出して「姉のレッドオーヴァルとよく似てる。手足の感じとかキャンターの感じとかね。いいモノを持っているよ」と素材の良さに太鼓判を押す。

すでに2勝を挙げていて、2着に入れば桜花賞の出走権は掴めそうな状況だが、もちろん狙うのは姉も手にしていない重賞のタイトル。奇しくも桜花賞で姉を負かしたのはこのC.デムーロ。今回は頼りになる助っ人として、アウェー中山で勝利の凱歌をあげる。