【フェアリーS】コディーノ妹カービングパス「切れを活かしたい」

8日、月曜中山11レース・フェアリーS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、赤松賞3着のカービングパス(牝3、美浦・藤沢和厩舎)は、柴山雄一騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.7-54.7-39.5-13.2秒をマークした。

【柴山雄一騎手のコメント】
「前走は上がりの競馬になってしまいましたし、3コーナー辺りでポジションを下げたことが響いたと思います。それでも最後まで頑張っていますし、成長していると思います。以前はカリカリするところがありましたが、今はだいぶ落ち着きが出てきましたし、その分、力強くなってきましたね。

前走後は放牧に出て、帰厩後も落ち着いていて良い状態です。今日の追い切りは、前に行った馬と併せてゴール前で余力があればそのまま伸ばしてほしい、という指示でした。手応えが良く勢いもあって良い調教が出来ました。

牝馬らしい繊細なところがありますけど、その分、新馬戦のときのように切れる脚を使えるので、そういうところを上手く生かしたいですね。コース条件は問題ないので、当日イレ込んでいなければ力を出せると思います」

カービングパス

カービングパス

カービングパス

古馬オープン馬のレッドレイヴンらの胸を借り、3頭併せをこなしたカービングパス(中央)