【日経新春杯】長距離で新境地開くかホーカーテンペスト

15日、日曜京都11レース・日経新春杯(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、オリオンS1着のホーカーテンペスト(牡6、美浦・藤沢和厩舎)は、杉原誠人騎手を背に(レースでは浜中俊騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、5F69.5-53.5-39.2-13.3秒をマークした。

【藤沢和雄調教師のコメント】
「前走は枠順も良かったですし、流れに上手く乗れました。良い結果を出せて喜んでいます。レース後もずっと厩舎に置いていますが、健康でいつも元気の良い馬ですし、中間も順調にきています。先週もしっかり時計を出していますし、今日はそれほど速い時計は出しませんでしたが、輸送もあるので、このくらいで良いと思います。

色々な競馬場で競馬をしてきていますし、初めての京都でも問題ないと思います。妹のバウンスシャッセがオークスで頑張っていますし、意外と距離はもつ血統かもしれません。重賞で強い相手とどれだけやれるか心配もありますが、期待をしています」

ホーカーテンペスト

ホーカーテンペスト

僚馬を追いかける形で馬なりながら同入に持ち込んだホーカーテンペスト


前走、ディセンバーS6着のムーンリットレイク(牡7、美浦・加藤征厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.1-53.0-39.4-13.8秒をマークした。

【加藤征弘調教師のコメント】
「今回は休み明け3戦目ですし、ローテーション的には一番良いところですね。追い切りは単走でリズム良く走れた方が良い馬ですし、今日もしっかり動けていました。

中山コースの実績が良いですけど、その他の競馬場でも勝っていますからね。少頭数のレースでは流れが落ち着いて、強い馬にひとまくりされてしまいますが、今回は頭数が揃いそうなので、先行タイプのこの馬にはプラス材料だと思います」