【共同通信杯】いざクラシックへ!アヴニールマルシェら14頭が登録

2月15日(日) 1回東京6日目に行われる第49回 共同通信杯(G3)(3歳 国際 特指 別定 芝1800m)の特別登録馬14頭が発表された。

デビューから3戦してオール連対のアヴニールマルシェ。前走の東スポ杯2歳Sではそれまでとは一転した先行策でクビ差2着に入った。行って良し控えて良しと競馬に幅が出てきたことは強みになる。ここは賞金を加算し、クラシック出走を確実にしたいところだ。

ドゥラメンテは前走のセントポーリア賞の勝ち方が鮮やかだった。2着に0秒9もの大差をつける圧勝劇に期待は高まっている。デビューから全て東京1800mを使っていることも好材料の一つ。中1週のローテーションとなるだけに出走は状態を見てからの判断になるが、出てくれば、このメンバー相手でも勝ち負けまで期待できる。

2戦2勝のアンビシャスは重賞初挑戦。2走ともメンバー最速の上がりを記録しているが、いずれも中団より前目での競馬であり、そのレースセンスは抜群。初の長距離輸送や左回りと課題は少なくないが、あっさりクリアしてきても、おかしくない能力を秘めている。

重賞で結果を残せていないダノンメジャーティルナノーグ。前者は京都2歳Sこそ2着だったものの、年末のホープフルSでは1番人気に推されながら9着と完敗。後者は同様のレースを7着10着と見せ場なく終わっている。ともに再始動を目指す一戦になりそうだ。

ソールインパクトは重賞戦線であと一歩の競馬が続いている。すでに6戦を使われており、その全てが掲示板と安定感は光るが、クラシック参戦のためにはそれ以上の結果がほしい。経験というアドバンテージを生かせるかが勝敗を分けるポイントになる。

新馬勝ちからの参戦となるリアルスティール。しかしその素質は確かで、父ディープインパクト、母父ストームキャットの配合はキズナやラキシスなどG1ホースを多数輩出している。強敵を相手にどれだけ走れるのか、ここは現状の力を測る絶好の機会だ。

過去にはイスラボニータやゴールドシップなどが優勝。その後のクラシックでも主役を張っているように、ステップレースとしての重要度が年々増しているこのレース。今年もここからG1ホースへと飛躍を目指す若駒たちの熱戦に期待したい。登録馬は以下の通り。

アヴニールマルシェ 56
アンビシャス 56
コスモナインボール 56
シゲルケンカヤマ 56
ショウボート 56
シンボリタピット 56
ソールインパクト 56
ダノンメジャー 57
ティルナノーグ 56
ドゥラメンテ 56

マイネルサクセサー 56
ミュゼエイリアン 56
メイプルレインボー 56
リアルスティール 56

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。