【阪神スプリングJ】末脚一閃! サンレイデュークが重賞2勝目

3月14日(土)、1回阪神5日目8Rで第17回阪神スプリングJ(JG2)(障3900m)が行なわれ、難波剛健騎手騎乗の4番人気・サンレイデューク(牡7、栗東・高橋忠厩舎)が優勝。勝ちタイムは4:22.8(稍重)。

2着にはハナ差で6番人気・サンライズロイヤル(牡6、栗東・浜田厩舎)、3着には1馬身差で5番人気・ソンブレロ(牡5、栗東・松田国厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアップトゥデイト(牡5、栗東・佐々晶厩舎)は4着に敗れた。

タマモプラネットが先手を主張。徐々に後続との差を離しながらレースを先導し、ダノンゴールドが2番手。さらに差が開いてマサライト、ケイアイドウソジン、メイショウヨウドウ、アップトゥデイトが集団を形成。以下も差がなく一団となってタスキのコースへ。
軽快に逃げていたタマモプラネットだが、2周目向こう正面の生け垣でダノンゴールドに捕まると一気に後退。中団からソンブレロが一気にポジションを上げて4コーナー手前で先頭に立ち、直線最後の障害も先頭で飛越して押し切りを狙うが、馬場の真ん中からサンライズロイヤルがグングン差を詰めて先頭。重賞初制覇かと思われたところを、さらに大外から切れたサンレイデュークがゴール寸前で2頭をまとめて交わし、重賞2勝目を挙げた。

勝ったサンレイデュークは姉に小倉記念を勝ったサンレイジャスパー、弟に毎日王冠、マイラーズC2着で中日新聞杯に出走するサンレイレーザーがいる血統。平地では8戦して未勝利と芽が出なかったが、障害入り2戦目に初勝利。本格化の気配を見せたのは昨年で、3月のオープンで2着に入ると中山グランドJで5着に入る健闘。10月の東京ハイジャンプでは13番人気の低評価を覆して重賞初勝利、続く中山大障害でも3着に入り地力強化を示していた。
馬主は永井啓弍氏、生産者は新ひだか町の岡野牧場。馬名の意味由来は「冠名+公爵」。

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サンレイデューク
(牡7、栗東・高橋忠厩舎)
父:デュランダル
母:サンレイククイン
母父:Cozzene
通算成績:28戦5勝
重賞勝利:
15年阪神スプリングJ(JG2)
14年東京ハイJ(JG2)

サンレイデューク

サンレイデューク

サンレイデューク

サンレイデューク

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