【皐月賞】有力馬2頭出し 堀調教師クラウン、ドゥラに「どこでも」

4月19日(日)に行われる第75回 皐月賞(G1)の枠順が確定。堀宣行厩舎からは有力候補に挙げられる2頭が出走。サトノクラウン(牡3、美浦・堀厩舎)は丁度真ん中に当たる5枠8番、ドゥラメンテ(牡3、美浦・堀厩舎)は内枠の2枠2番からタイトルを目指すことになった。

無敗での戴冠へ期待が懸かるサトノクラウンは融通の利くド真ん中の枠順。これに対し堀調教師は「特に注文はなかったので、与えられた枠でやるだけですよ」と表情を大きく崩さずに言い切った。どの位置からでも力を出し切れる馬だけに枠へのこだわりはなかったようで、これも自信の表れだろう。

一方のドゥラメンテは内枠となったが、こちらも馬に自信があるのか、「どこでも良かったですし、これから色々と作戦を練っていきますよ」と一言。サトノクラウン同様に馬の能力に全幅の信頼を置いていることを強調した。

堀厩舎はサトノクラウンの弥生賞を初め、今年はすでに重賞3勝をマーク。活躍は日本だけに留まらず、オーストラリアではリアルインパクトがG1制覇を達成しており今、最も勢いに乗っている厩舎であることは間違いない。これまでG1タイトルはキンシャサノキセキで連覇した高松宮記念など4つだが、クラシックは未だ無冠。この辺りで一つ獲得したいところで、今年は最大のチャンスと言えるだろう。鞍上にもC.ルメール騎手M.デムーロ騎手を迎え入れ、態勢は万全。関東を代表するトレーナーがクラシックタイトルを奪いに行く。

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:最終追い切りの様子と堀宣行調教師、C.デムーロ騎手のコメントを掲載。

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:最終追い切りの様子と堀宣行調教師のコメントを掲載。