【東京プリンセス賞】ティーズアライズ追撃交わしV!ララベル3着

4月23日(木)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第29回 東京プリンセス賞(S1)(3歳牝 1着賞金:2000万円 ダ1800m)は、矢野貴之騎手騎乗の7番人気・ティーズアライズ(牝3、大井・嶋田幸厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:54.2(稍重)。

2着には1馬身半差で3番人気・スターローズ(牝3、船橋・山本学厩舎)、3着には1馬身半差で1番人気・ララベル(牝3、大井・荒山勝厩舎)が続いて入線した。

なお、上位2頭には6月10日(水)に川崎競馬場で行われる関東オークス(Jpn2)への優先出走権が与えられる。

揃ったスタートからヴィグシュテラウスが押してハナへ行くと2番手集団にはゼッタイリョウイキ、ティーズアライズ、ララベルがつける。馬群は縦長になり向こう正面に入っていくと、外からミスアバンセが上がっていき先団に取り付く。隊列は大きな変動のないまま3コーナーへ入る。ここでゼッタイリョウイキが先頭に立つと、後続もそれに合わせてペースアップ。直線に入り、ティーズアライズが抜け出すと後続との差を広げる。ララベルらも必死に追うがその差は詰まらず。大外から強襲してきたスターローズの追撃も凌ぎ切り、ティーズアライズがそのまま最先着を果たした。

勝ったティーズアライズは門別競馬で2勝を挙げると函館2歳Sに挑戦するも結果は15着大敗。2走前にはクイーンCに参戦し、ここも結果は残せず。立て直しを図った浦和桜花賞も8着に終わっていたが、今回は見事な復活優勝。約10ヶ月ぶりの勝利を南関東牝馬クラシック制覇というビッグタイトルで飾ってみせた。

馬主は立山伸二氏、生産者は浦河の杵臼牧場。馬名の意味由来は「冠名+上昇」。

【矢野貴之騎手のコメント】
「スムーズに乗れたのですがスムーズ過ぎたというか、前にカベがあった方がいいと思っていたので、少し心配していたのですが、勝てて良かったです。抜け出した後の手応えは抜群でしたが、あとは僕が遊ばれないようにすることだけを心掛けていました。直線は後ろから来ていましたので、最後までもってくれと一生懸命追いました。道営では短いところの重賞を勝っていましたが、長い距離も合うと思いますし、競馬も上手いのでもっと勝ってくれると思いますよ」

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ティーズアライズ
(牝3、大井・嶋田幸厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:ナムラエラン
母父:アグネスタキオン
通算成績:12戦3勝
重賞勝利:
東京プリンセス賞(S1)

ティーズアライズ

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