【福島牝馬S】取消明けも関係ナシ スイートサルサが重賞初V

4月25日(土)、1回福島5日目11Rで第12回福島牝馬S(G3)(芝1800m)が行なわれ、田中勝春騎手騎乗の3番人気・スイートサルサ(牝5、美浦・菊川厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.0(良)。

2着にはクビ差で9番人気・リラヴァティ(牝4、栗東・石坂厩舎)、3着には3/4馬身差で13番人気・メイショウスザンナ(牝6、栗東・高橋忠厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたブランネージュ(牝4、栗東・藤岡健厩舎)は11着に敗れた。

ペイシャフェリスがハナを切り、リラヴァティ、ミナレット、シャイニーガール、バーバラらが先団を形成。ブランネージュは中団やや後方、追い込みにかけるパワースポットは最後方からジックリとレースを進める。淀みのない流れで3コーナーからマイネグレヴィルがポジションを上げ、リラヴァティと並んで直線へ。
直線半ばでリラヴァティが後続を振り切りにかかるも、中団から一歩ずつ差を詰めたスイートサルサがゴール寸前でリラヴァティを交わして優勝。3着には馬群を縫って伸びた人気薄のメイショウスザンナが入った。

勝ったスイートサルサは3歳時にクイーンCで2着、古馬になってからも府中牝馬S、愛知杯で3着がある実力馬。今回は中山牝馬Sを取り消して以来の実戦となったが、そのアクシデントの影響を感じさせない力強い末脚で待望の重賞初勝利を飾った。この勝利でヴィクトリアマイルの優先出走権を獲得。本番での走りも注目される。
馬主はシンボリ牧場、生産者は日高町のシンボリ牧場。馬名の意味由来は「冠名+ダンスの一種より」。

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スイートサルサ
(牝5、美浦・菊川厩舎)
父:デュランダル
母:スイートハビタット
母父:Grand Lodge
通算成績:16戦5勝
重賞勝利:
15年福島牝馬S(G3)

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