【京都新聞杯】大激戦制しサトノラーゼンがダービーへ!

5月9日(土)、3回京都5日目11Rで第63回京都新聞杯(G2)(芝2200m)が行なわれ、川田将雅騎手騎乗の2番人気・サトノラーゼン(牡3、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:11.3(良)。

2着には半馬身差で1番人気・ポルトドートウィユ(牡3、栗東・高野厩舎)、3着にはハナ差で6番人気・アルバートドック(牡3、栗東・松田博厩舎)が続いて入線した。

リベレーター、ネオアトラクションがやや立ち遅れ。押してハナを奪ったのは皐月賞帰りのスピリッツミノル。タイセイアプローズ、ダノンリバティ、サトノラーゼン、スワーヴジョージらが好位を追走し、ポルトドートウィユはちょうど中団のポジションで脚を溜める。
スピリッツミノルが先頭で直線に入るが、スワーヴジョージ、ダノンリバティ、サトノラーゼンが襲いかかり、さらにポルトドートウィユ、アルバートドック、トーセンバジルも迫って、大激戦となったゴール前で半馬身抜け出したのはサトノラーゼン。2着はポルトドートウィユがハナ差アルバートドックを抑えて賞金を加算。ダービー出走をほぼ確実なものにした。

勝ったサトノラーゼンは初勝利を挙げるまで5戦を要したが、デビューから1度も3着を外さない堅実な競馬を続け、初めての重賞挑戦となったこのレースでも持ち前の渋太さで堂々の勝利。前走のはなみずき賞に続いて2連勝で、これ以上ない弾みを付けて大一番に臨むこととなる。
馬主は里見治氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+疾走する(独)」。

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サトノラーゼン
(牡3、栗東・池江寿厩舎)
父:ディープインパクト
母:トゥーピー
母父:Intikhab
通算成績:9戦3勝
重賞勝利:
15年京都新聞杯(G2)

サトノラーゼン

サトノラーゼン

サトノラーゼン

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