【黒潮盃】ブラックレッグが差し切り!地方初勝利が重賞制覇に

8月12日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第49回 黒潮盃(S2)(3歳 別定 重賞競走 1着賞金1800万円 ダート1800m)が行なわれ、矢野貴之騎手騎乗の5番人気・ブラックレッグ(牡3、大井・的場直厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:54.0(良)。

2着には半馬身差で7番人気・タケルオウジ(牡3、船橋・矢野義厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・パーティメーカー(牡3、浦和・小久智厩舎)が続いて入線した。

3歳馬を対象に行われる地方競馬の交流重賞。2番人気ノブワイルドが抜群のスタートからハナを主張すると、アロマベールが押して2番手を追走。以下、リボンスティック、タケルオウジ、オトコノヒマツリと続き、ブラックレッグはその後ろ。1番人気・パーティメーカーは出負けして後方3番手からの展開。軽快に飛ばすノブワイルドにアロマベールとタケルオウジが食らいつく形で、後続とは3馬身程のリードを保つ。ブラックレッグは中団、パーティメーカーは後方4番手で最終コーナーへ。
直線半ばでノブワイルドが失速すると、タケルオウジが替わって先頭へ。しかし、中団から競馬を進めていたブラックレッグが馬場の真ん中を豪快な差し脚で駆け抜け、半馬身前に出たところがゴール。パーティメーカーは最後に伸びを見せるも3着まで。

勝ったブラックレッグはJRAでデビュー勝ちも、続くダリア賞の出走を最後に大井へ移籍。ここまで南関東では8戦し、5戦連続2着と惜敗続きだったが、待望の移籍後初勝利が重賞制覇となった。
馬主は平本敏夫氏、生産者は北海道様似町の林時春氏。馬名の意味由来は「黒い脚」。

ブラックレッグ
(牡3、大井・的場直厩舎)
父:タイキシャトル
母:マイビッグアップル
母父:マンハッタンカフェ
通算成績:10戦2勝
(地方通算成績:8戦1勝)
重賞勝利:
15年黒潮盃(S2)

ブラックレッグ

ブラックレッグ

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