【POG】ストロングタイタンら日曜小倉トレセン直送トーク

●8月30日(日) 2回小倉10日目5R 2歳新馬(芝1800m)

ストロングタイタン(牡2、栗東・池江寿厩舎)は、姉2頭がアメリカの重賞ウイナーという厩舎期待の米国産馬。稽古の動きも期待に添うもので、最終追い切りは坂路4F53.0-ラスト1F12.1秒で古馬1000万のミッキーシーガルに楽々先着を果たした。

「大型馬で使いつつのイメージもありますが、今週の坂路がホント、いい動きをしてくれましたからね。まだ緩いところもありますが、初戦から楽しみになってきましたよ」と兼武調教助手はデビューを心待ちにしている。

同じく外国産馬のリッチーリッチー (牡2、栗東・友道厩舎)は、母がアイルランドの重賞ウイナーで、欧州色の強い血統。川田将雅騎手を背に、CWコース6F85.1-67.7-52.4-38.4-11.9秒をマークして初陣を迎える。

友道調教師は「まだ馬体に緩さもあるし、本質的には新馬向きではないかも。ただ、調教本数はしっかりとやってきたし、動きもひと追い毎に良くなっていますからね。長くいい脚を使えそうで長い距離が良さそう。先々が楽しみな1頭です」と期待を寄せている。

この世代すでに4頭が勝ち上がっているエンパイアメーカー産駒のタガノキングパワー(牡2、栗東・宮厩舎)。7月初旬から入念に乗り込まれ、ひとつ上の姉タガノトリオンフは4度の3着以内がありながら、勝利を挙げられなかっただけに、オーナーサイドにとってはその分の期待もかかるところ。

「いくらか緩さもあって、追い出してからが少し物足りないかな。でも、全体的にみれば合格のレベルにありますよ。素直な馬だし、初戦からソコソコ動いてくれそうです。まだ幼い面もありますが、スタートが決まれば楽しみ」と大村調教助手。姉にも騎乗したことがある藤岡佑介騎手が手綱をとる。