【京王杯AH】重賞連勝へ向けレッドアリオン「具合はいい」

9日、京成杯オータムH(G3)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。前走の関屋記念で重賞2勝目を飾ったレッドアリオン(牡5、栗東・橋口弘厩舎)は助手が騎乗し、坂路で古馬1000万クラスのキリシマホーマを0.1秒追走しての最終調整。馬場が悪い中の追い切りとなったが、馬なりで4F54.2-39.7-26.0-13.0秒をマーク。好調をキープしている。

甲斐調教助手は「最後は仕掛けた程度でスッと反応をしてくれました。毛ヅヤもいいし、リラックスして走れていましたね。具合はいいですよ。前走はハナに行ったけど、うまくハミが抜けてた分、タメが利いていました。その分、おしまいで突き放せました。開幕週の馬場を生かした競馬をしたいですね」と状態に対して太鼓判を押す。

今回も前走同様、川須栄彦騎手が騎乗予定で、58キロはトップハンデとなる。以前に比べるとスタートの不安も克服しつつあり、レースぶりに幅が広がった。トップハンデをはねのけて重賞連勝となるか期待したい。